2018-03-31

4月ライブのお知らせ

          15日(日) 西明石・Pure Tone

          20日(金) 心斎橋・Reed Cafe

          22日(日) 三宮 ・Brothers and Sisters

2018-03-29

小池結衣 メゾチント展

堂山のy art galleryで開催されていた小池結衣さんの展覧会にお邪魔した。
先日のライブ会場の向かいにあるギャラリー。中へ入るのは久しぶり。

「メゾチント」と呼ばれる銅版画の手法。
ぼんやりと浮き出る白い月。闇の濃淡が美しい。

あれ?と思ってフレームに近づく。
自分が作ったフレームだと気づく。
まずまず良い仕事だ(笑)

2018-03-25

AIR~acoustics into roots~vol.17

 ~SET LIST~

Big River
what's going on?
風に放て
shabby marble
ターコイズマン
waiting tomorrow
No way,Yes way

・・・・・
5年目突入、17回目になる今年一回目のAIR。のんびりと楽しく終演。
お越しいただいた皆さん、出演者の皆さん、THIRD STONEの藤井さんに心より感謝!

事前の嫌な予感が的中し、お客さんは少なかったのが残念。
主催としての責任。キチンと果たさねばなぁと反省。
演奏はいつもどおり気持ちを込めてやれた。ミスはあったけれど(笑)

相棒J45の音が最近再び変化し始めて、ますます鳴りが良くなってるのが嬉しい。
自分自身も変化し続けねば。

ノラモニア
 今年正月に三宮で偶然再会したノラモニア。今回が初大阪ライブだったそうで光栄。
ウクレレ弾き語りのハルモニアさんの音楽への情熱。それをさりげなくサポートする野田さんのギターバッキングは「神戸らしさ」が香るユニット。ありがとうございました。

ハンニバルマグダス

 ハウリンバーで出会った色気溢れるミュージシャン。テクニックも絶品のギタリスト。
楽しい歌詞で笑わせ、ギターで魅せる。自分に無い部分を沢山感じあらためて尊敬。
「大阪らしさ」を感じる音楽と人柄。また一緒にヨロシクです。

掟の集合写真もレベルが高い(笑)今度は藤井さんにも参加してもらおう(笑)

2018-03-20

REED CAFE

~SET LIST~

風に放て
shabby marble
月の真下
No way,Yes way

・・・・・
ツっちーさん主催第一弾”SilverWolf"vol.1にO.Aで参加させてもらった。
大好きな先輩3人。大阪はツっちーさん、神戸はマービーさん、京都はレイリーさん。
銀髪・長髪の3人の兄たちの音楽はそれぞれ全く違う持ち味。

 超満席のREED CAFE。再びこの場所で歌える喜びの気持ちを込めて全力で。
嬉しい言葉もかけてもらって感謝。昨夜のミスは取り返した(笑)

 初めて会った時から色んな部分で「似てるな」とお互いに感じてたレイリー兄と。
発し方と取り込み方、見せ方と隠し方。何気ない会話からも沢山学べた。
そして一言がグッと来たなぁ。「地道にがんばれ」。サンキュー。

音楽でしか繋がらなかったであろう3人の大好きな銀狼と。
自分にとって大事な大事な人達は皆優しく熱い。そして酒飲み(笑)

2018-03-19

こずみっく

~SET LIST~
-1st stage-
その時 君は少し泣いてた
名も無き季節に
ターコイズマン
ever yours
ash wind
deeper haze
半月の恋歌

-2nd stage
-
Big River
standing on mirage
deep water
what's going on?
風に放て
shabby marble
waiting tomorrow
No way,Yes way
月の真下

・・・・・
楽しみにしていた舞子でのワンマン。客席には初めて聴いて貰う方も居て、久しぶりのこずみっくでのんびりと。
「いくらなんでもミスし過ぎ」と自分で失笑するほどだったけど(笑)

お越しいただいた皆さん、こずみっくのゴンさん&あいこさん、ありがとうございました!

昼間から橋を眺めながらワインとビール。
道中見つけた焼き鳥屋さんでビール。
こずみっくに着いたころは既に良いカンジになってたという。
ちょっとはしゃぎすぎたかと猛省。
こんなんじゃ夢を語る資格などない。

ゲンジツも大事だけれど。
バチっと切り替えて。

2018-03-16

末娘卒業式

 春めいた暖かな陽ざしの朝。13日は末娘の中学校卒業式に臨席。
一番下の子供もとうとう義務教育を終え、自分にとっても一つの区切りになる。
学校ではいつもこんな笑顔で明るくふるまっていたみたいだけれど、子供は子供なりに悩み、迷った時期があり、それを共に向き合った今となっては貴重な時間があった。

式の1週間前くらいから時折泣いた後のような顔をしていた。
のんびりと話を聞くと「クラブを途中でやめた事を後悔している」と。

式の前にもらった子供からの手紙にも同じような事が書いてある。
「これから新チームで!って時に辞めて、お父さんにいい所みせてあげられなくてゴメンなさい」

人が何か終える時。次に向かう時。
それは人それぞれ別々のタイミングで神様が用意しているのだと思う。
無論クラブの引退や学校の卒業など、人が決めた節目は在るけれど。

「ヒカルはもうやり終えたんだよ」と伝えた。二人きりの食卓で二人で泣いた。

たかが中学校のクラブ活動。では無かった。
ぽっかり穴の開いた時期に、あれか?これか?ともがき、自分なりの挑戦を続けた娘の姿を家族みんなで見守った。

韓国のミュージシャンに興味を持ち、ハングルを独学で学んだことがきっかけで志望高校を決めた娘。
学力に見合った高校ではなく、その先の道にある夢に向かって歩む歩幅には、親も驚くほどなのだ。

友達の悩みに寄り添い、涙を流す心の優しさ。
良くも悪くも「こう」と決めたら貫く意志の強さ。
なにより持ち前の明るさで周りを照らす事の出来る娘を誇りに思う。

君の良い所も悪い所も父と母はたくさん知っています。
君の強い部分と弱い部分は常に背中合わせで、「人」という風に吹かれ、めくれたり揺れたり。

そのままでいい。
今のままのヒカルでいい。
このまま真っすぐ揺れながら進め。

卒業おめでとう。
君の父で良かった。


2018-03-13

春弥19歳

12日は長男の誕生日。今年で19歳。

たまたまこの日公立高校入試だった末娘の「解放記念」も兼ねて(笑)子供達のリクエストで近所の回転寿司で夕飯。

技能五輪という大会に向けて意気込む長男。
まだまだ人としては未熟な点は勿論あるのだけれど。
熱い気持ちを口に出せる男に育ってくれて嬉しい。

先日は友人と飲みに出かけ10杯以上のんだそうな。
今の自分よりは酒に強いかもしれないなぁ。

春弥。生まれてきてくれてありがとう。
10代最後の1年。全開で突っ走れ!

2018-03-12

Live bar N

~SET LIST~
先へ
風に放て
shabby marble
waiting tomorrow
No way,Yes way
月の真下

・・・・・
肌寒いけれど陽ざしは春の足音を感じる日曜日。
下衆レコーズ"侍慶's BAR"は楽しく終演。
お越しいただいた皆さん、出演者の皆さん、Nのスタッフ、主催の慶ちゃんに心より感謝!

今の自分に向けて組んだセットリスト。奮い立て!と自分に言って聞かせた(笑)
大好きなキタコウヘイさんからのアドバイスが嬉しかったなぁ。

帰り道に寄ったDoors in Heavenでマスターと話し込んだ。
これまでの事。これからの事。
プライベートのアレコレに対し、愛のある言葉で背中を押してくれた。
ありがたいな。

2018-03-09

Rat & Buffalo vol.1

 ~SET LIST~

風に放て
standing on mirage
先へ
Big River
deeper haze
shabby marble
what's going on?
No way,Yes way
月の真下(with マシュケ)

・・・・・
冷たい雨が降る木曜日。同い年ミュージシャンと創る新企画第一弾。楽しく終演。
キャプテン・キョーヘー&らいぱちマシュケとのツーマン。4度の共演中2度の雨(笑)

雨の中お越しいただいた皆さん、キョーヘー、マシュケさん、ブラシスのマービーさん&オギさん、ありがとうございました!

向かう電車の中でも切り替わらないミュージシャンスイッチ。考え事が多すぎる日々。
それでもこのステージに立てば何かに包まれるような安心感。思うままに吠えた。

 月の真下でマシュケさんとのコラボも実現。マシュケさんのピアノのフレーズは優しい。
景色に入り込めるダイナミクスのある素晴らしいバッキング。ここ最近のナンバー1テイクだったと思う。マシュケさんサンキュー。

 キョーヘーの音楽は真っすぐ。歌詞もギターも彼の少ししゃがれた声と共に届く。
このブラシスで出会った貴重な存在。これからも少しづつ友情が深まれば嬉しい。
マシュケさんのピアノとのマッチング。さすが。出演ありがとうな。

アフターも含め穏やかで本当に良い夜になった。
仕事の不安事を忘れる一時は、ミュージシャンとしての自分に戻る「深さ」が増したようにも感じ、いずれも熱く向き合う姿勢こそ自分らしさのひとつなのだと思う。

音楽に向き合っていなければ到達しなかった考え方。
音楽に向き合っていなければ出会わなかった人たちのお陰で今の自分は在る。

2018-03-04

初春雑記

休日出勤の朝。工場の3階より見る生駒山から昇る朝日は、力強く語り掛けるよう。

灯りがついてなくても移動が出来るくらいに慣れた工場。
いつもどおりコンプレッサーの水を抜きスイッチを入れる。
制作途中のフレーム。机の上にひろげたままのサンドペーパー。
エアがたまっていく音を聞きながら、ゆっくりと作業にかかる。

棚に仕上がったフレームが並び、明日の出荷を待つ。
25年間、最も過ごす時間の長いのがこの塗装部屋のある3階。

30年前の工場火災で、自宅屋上は工場へと改築。
そのなごりの螺旋階段を降り2階へ。
大きなベランダだった2階は、梱包部屋・ストック置き場となっている。

引き戸を開け、高校生までは自分の部屋として使っていた事務所へ。
PCを起こし、コーヒーを飲みながら数件のメール返信。見積もり。
ブックマークしているサイトを眺めながら今後の事をじんわり考える。

1階へ降り受注フレームの制作開始。横引きで材木を切り、パネルソーで巾に割る。
両軸プレーナーで反りをおさえながら厚みを揃え、ワイドサンダーで仕上げ。
手押しカンナで反りを直し、モルダーで形成。
昇降盤で裏欠き、トメカットソーで正寸カット。高周波でトメ組み。
昇降盤で溝を突き、チキリで補強。乾き待ちに次の受注分をチェック。
体に染みついた「慣れ」で動ける機械配置。

今は使っていない機械、隅に保管したままの名前も知らないような材木。
フレーム以外の色んな職種の「木工」の残骸を眺めながら掃除。
父の歴史を感じる様々な道具。この歴史には一生敵わないかも知れない。

準備をし、待つという事。
自分を信じ、踏み出す事。
経験は経験。知識は知識として活かせる事。
なにより自分である事。

ここから始まるかもしれない数年に対する不安と期待。
同時にこの工場が好きなのだと再発見したこの数日。
「やれる」と言い聞かせる。