随分前からお付き合いのある本町のギャラリー「ESPACE446」。
先日オーダー頂いた吉原卓男氏の個展があったので、納品の途中に寄り道。
高知県・沖の島。
花崗岩からなる小さな島は、日本屈指の台風の通り道。
その「弘瀬」「古谷野」「谷尻」の3つの集落の”かたち”の展示である。
自然と共に暮らす事。
それは玄関の方向や位置、入り方であったり、
窓の無い壁、U字型に構えた壁、
石を積み重ね積み重ね作られた、暴風や潮からの防御壁。
どれもが意味を持つデザインと構造なのだ。
それらの事や、島の歴史について吉原氏から丁寧に解説頂いた。
吉原卓男氏(左)。解説中。
潮の匂いに満ちた写真たちを見ていると、一度は訪れてみたくなった。
5日までの開催。
興味のある方は是非。