1947年にロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、
デヴィッド・シーモアら4人の写真家によって設立された「マグナム・フォト」。
世界最高の写真家集団の40年の歩みを収めた本作は、
「写真集」としてはもちろん、「写真史」として貴重な価値がある。
真実を機械的に記録した作品たち。
戦場。死体。飢餓。
目を覆いたくなるような写真は、匂いをも伴い、歴史として存在する。
そして我々に語りかけてくるのだ。
8月6日。
この残虐な歴史をあらためてこの日に見、今ある幸福に感謝を。