北海道白老にある「アイヌ民族博物館」が、11月20日に大阪にやってきた。
ずっと楽しみにしてた一日(3時間)だけのイベント。
中ノ島の大阪市中央公会堂へ出かけた。
写真は「ムックリ」という名のアイヌの楽器。
口琴の一種で、紐を引き、竹の端に当てた口の形で音色を変化させる。
とても面白い音が出る。いつかライブで披露したい(笑)
エントランスに展示された民族衣装。
木の繊維で織ったものや木綿の着物に、独特の紋様が刺繍されている。
袖・背中には魔物への威嚇の意味がある。
そして邪気が入ってこないように袖口は狭い。
アイヌと一言でいっても北海道の広大な土地に住む民族。
その土地独特の柄がある。
スライド写真で歴史や祭りについて講話があったり、
ユネスコ無形文化財にも指定されたアイヌの祈り、歌と踊りを見たり。
本当に素晴らしい時間だった。
色々とインディアンの歴史本を読んでいる間にアイヌに興味を持った。
厳しい自然の中で生きる叡智。
祈りとともにある穏やかな生き方。
先住民というキーワードでつながるそれぞれの民族は共通点も多い。
アイヌについては、まだまだ知りたい事だらけ。
これからゆっくり知っていこうと思う。
紅葉と中央公会堂。
中に入ったのは初めてだ。