2011-11-09

戦争が終わっても

西アフリカの小国、リベリア共和国
1989年から2003年までの、2度にわたる内戦は
多くの人々の命を奪い、多くの難民を生んだ。

この写真集は著者の高橋邦典氏が
紛争が激化した2003年のリベリアを取材、
そしてその後の「少年兵」と「孤児」の暮らしを
写真とインタビューで綴っている。



家族の中でただ一人生き残った少女。
長い間少年兵として勤め、未だに生き方に悩む少年。
爆撃で片腕を失った幼子。

絶望の中で暮らし、それでも将来の夢を持ち、
生きている彼らは、みんな強い。