シャガールの版画展を見に吉美画廊へ。
マルビルの2階という一等地にあるギャラリーだが、訪れるのは今回が初めて。
「エルサレムウインドウ」というシリーズが小さなスペースにズラリ。
シャガールが手がけた「ユダヤの丘」に立つ教会のステンドグラスの絵。
それらを版画におこした作品を「エルサレムウインドウ」と呼ぶらしい。
イスラエル12部族を描いたシリーズには旧約聖書からの言葉が挿入されている。
この日はあいにくの雨天だった。
でもシャガールの絵画には雨の空気がよく似合うと思う。
その隣(そちらがメインスペース)では「有名作家絵画展」が開催されている。
ピカソやカシニョール、アイズピリ。それに草間彌生まで実に多彩な作品の展示。
なかでも目を引いたのはやはりビュフェ。
ウインドウの中の「凱旋門」のリトグラフ。
ライティングも好印象。さすが80万。
ライティングも好印象。さすが80万。
そして後ろに見える青い空と山の絵は、なんと富士山。
日本の絵もあることを初めて知って驚いた。何か嬉しい。