奈良県立美術館で開催中の絹谷幸二展へ行った。
写真の立体作品は「モンマルトルの恋人」。
この作品においては撮影自由との事だったので記念に。
スタイロフォームを用いた大きなオブジェ。後姿もユニークだった。
アフレスコ古典技法の第一人者である絹谷幸二氏は、2013年1月で古希を迎える。
大阪芸術大学教授としての仕事をこなしながら、沢山の作品を描き続けている現役の画家。
今回の特別展では古事記編纂1300年にちなみ、天孫降臨、ヤマトタケルをはじめ、
日本の神話の世界をテーマにした新作も一同に会した。
「アンジェラと蒼い空Ⅱ」1976年
初期の作品で、今回の展示の広告にもなっている。
「銀峰の女神」1997年
長野冬季五輪のポスターになった作品。
「波乗り七福神」2011年
批判も沢山あったらしい作品(笑)
私は気に入っています。
約80点に及ぶ作品達に触れ、美術館を出た。
初冬の奈良は穏やかで、ちょっとした旅行気分。
観光客に混じりながら土産物を眺めたり、
鹿や五重の塔を撮影したり。
JDNの懸賞で当たらなければ、知らなかったかも知れない当展覧会。
JDNにも感謝(笑)