2016-03-11

中学校卒業式

少し冷え込みの戻った快晴の朝。
公立高校入試翌日の長女卒業の日。

「泣かずに祝辞を読めるか」という妙な緊張と、
寂しさと嬉しさの混じる独特の空気。

卒業生が入場して、式は穏やかに始まった。

目の前の階段を上がり、卒業証書を授与された長女。
真横すぎて特等席でも無かったが。
来賓席から堂々とシャッターを押した(笑)


私からのこの子たちへの最後のメッセージは、3日をかけて書き上げた。
気持ちだけは精一杯込めて、歌うように語りかけた。
なんとか泣かずに進んだが、最後の〆の句で気が抜けたのか、
「3年間お世話になった先生」と言おうとした途端に感極まって撃沈。
でも、これも「栞のお父さんらしい」のだとか。

3年の担任は1年の時にも見て貰った長女の大好きな西先生。
毎日のWSSN(自主学習ノート)でのやりとりも大事な思い出のひとつ。

女子バスケットボール部員。
小さなころから知ってる子だらけ。
誰を見ても涙が出てくる。不思議な魅力のある子たち。
(長居すると離れがたくなるので、この写真を撮って門を出た)

保護者の中には付き合いの長くなった「友人」も居て、
子供たちを通して苦楽を味わった「仲間」も居て。
子供同士の思い出の大きさには適わなくても、
負けないくらいの深さのある思い出を共有出来た事に感謝。


受付で妻が受け取った長女からの手紙。
先ほど読んでまた涙。

栞、君と一緒に過ごした時間は、
お父さんにとっても最高の思い出です。
頑張り屋の君の父であることを誇りに思います。

ありがとう。
卒業おめでとう。