長いお付き合いになるアトリエインカーブ。以前からお願いしていた訪問が叶った。
写真は製作途中のビーズ作品。作家さんは朗らかに山盛りのボタンやビーズを見せてくれた。
知的障害のある人たちのアートでの自立を支援するアトリエインカーブ。
他の福祉法人とはまた少し違った活動内容で、メディアにも多く取り上げられている。
15周年を迎えられたインカーブの林さんから色んな話を伺うことが出来た。
自分がやりたいと思っている障害のある人達と「働く」ということ。
そこから「学びたい」という気持ち。
動機と経緯などを聞いていただいた。
お話を聞いているうちに自分の甘さを感じたが、林さんの「田中さんなら」という言葉に妙に嬉しくなった。
じっくり情報を得て、長く続けられる貢献・支援、自分が出来る事とは?の答えを探りたい。
お土産にいただいたインカーブで出版されている書籍と、販売されている手ぬぐい。
じっと眺めながら今日会った人たちの顔を思い浮かべる。
彼らの偽りのない目。
そこにどう自分が写るのか、などというくだらない不安はきっと見透かされていたに違いない。
納品も兼ねての訪問ではあったが、すでに学べた事があるなぁと帰路の車内で一人雨空を仰いだ。
余計な「自分」は捨てないと。