窓際に置いている多肉植物が随分大きく育ってきた。買った時の倍ほどになった(笑)
あまり大きくなってほしくないので、買った時のプラ鉢のまんまだけど、そろそろ植え替えようか。
10連休初日の土曜日。
朝からのんびり愛犬と散歩し、コーヒーを飲みながら工場を眺める。
1年前の事を思いながら、これからの事を考え、気持ちをリセット。
父が再入院し、なんとなく落ち着かない日々。
免疫療法の副作用があり、手足の腫れが出て歩きづらい様子。
そんな中、旧工場でもある実家に置いてきた機械の整理が終わった。
地元紙に掲載されていた業者がとても親切に対応してくれて、懸念していた大型の塗装ブースの解体も行ってくれた。
見舞いに行く車内で「きれいに何もなくなった」と喜びの言葉と裏腹に、寂しそうに母が語った。
つらい事、頑張った日々の沢山の思い出が詰まった空間が、ただの古びた箱に変わる事。
笑った事、喜びの時間が残る大切な場所が、ただの古びた箱に変わる事。
自分自身が育った場所に対する思いがこみ上げ、「今は見に行けないけど、整理ついて良かったね」と言葉をかけると、母が泣いた。
親の歩んできた道をどこかで否定してた。
悔しさや怒りを武器にしようとしてきた。
色々間違っていた。
連休初日の朝は季節外れの北風が強く、冬が戻ってきたかのよう。
それも季節が進むための風だと。
穏やかに前に進もう。