2021-07-31

8月ライブのお知らせ

      18日(水)心斎橋・FootRock&BEERS

      28日(土)心斎橋・REED CAFE

緊急事態宣言が再発令されたので記載どおり開催されるか解らないけれど、主催者がやると決めたなら従おうと思う。

可能な限りの感染予防と人との接触を避けて。

自宅で「やっとるかー」と応援いただければ本望。


2021-07-30

見納め

7/30に実家の売買契約が完了。
明日からはもうこの生まれ育った家に入る事はない。
最後の最後に見納め。

ガランと片付いた家の中、工場。
至る所に残る記憶は、今はまだ匂いを伴うほどに鮮明。
徐々に忘れ、今感じている痛みも消えて行くのだろう。


母が新しい住まいに移り、その場所はとても綺麗で安心している。
広すぎるこの家で一人暮らす母を心配するよりは、よほど良い。
なのに何故か今更のように無念を感じ、寂しく、悲しい。

高校時代、鍵を忘れてクラブから戻ると誰も居てなくて、開いてるはずの2階の祖母の部屋まで壁を上り入ったなぁと隣家と家の路地を眺める。

工場2階に元々あったベランダでは、喘息の発作が出て眠れなかった明け方に丸くなって居眠った。
その横の事務所は高校生の頃の自分の部屋。友人とよく朝まで酒を飲んだ。

両親の寝室を覗き、吐血し息を引き取った父が最期に横たわった場所に座った。
ありがとうございました。と今頃になって。

神棚があった和室は祖母の部屋。
三重から帰って来たときに、その隣の部屋が自分の部屋になった。
精神的にまいっていた当時、隣室から聞こえる祖母のいびきにとてつもない安心感を得た。

すっかり古びた玄関ドア。ここで記念写真をよく撮った。自分の時も、子供たちの時も。


生まれ、育った場所。
生み、育てた場所。
笑って、泣いて、どなりあって、分かち合って、労い合って。
祖父母を祀り身内のみんなが集まる場所だった。


「工場と近いところに家を買え」という父の進言で今の住まいに居る。
明日から他人が出入りするこの家を通って、今の工場へ通うのはしばらくは辛いかもしれないけれど。
良い人だったらいいなぁと願う。


サンキュー実家。
最期に見てまわれて良かった。





 

2021-07-29

いたわる

 近所で鉄工業を営む地元の先輩に会いに行った。
10分程度立ち話しただけだけれど。

数少ない「好きな地元の先輩」の一人。
中学時代の悪い雰囲気も若干漂うナイスガイ。
その先輩が難病にかかり1か月入院してた事を友人から聞いて、気になって会いに行った。

誰か分からないくらい瘦せていた。
「おう。田中。久しぶり」と向こうから声をかけられて分かったほど。
(訪れた工場とは別の場所から声をかけられた)

もう少し遅ければ命に関わったらしい。
それでも笑い話を交えつつ「ささみしか食われへんねん」と優しい笑顔を見せてくれる。
「おやじさん元気か?」と訊かれ、昨年末に亡くなった事を告げると残念そうにしてくれた。

仕事の事。
健康の事。
短い時間に「先輩からのアドバイス」をもらった。

自分がつらくても人を労わることのできる先輩がめちゃめちゃ好き。
自分もそうなろう。

2021-07-25

任務完了

 

母の新居の神棚の横に、父の遺影を飾るラックを設置。
神棚の真横にかけたかったが、すぐ後ろが窓で壁に吊れないためやむなく。

朝採寸し、夕方設置。
一日がかりの作業だったけれど母は「すぐ作ってくれた」と大喜び。

あれこれ引っ越し後も作業に行ったけど、これで自分のやることはひとまず完了。

ナチュラルの色目が明るすぎた感があるけれど、そのうち馴染むだろう。

2021-07-23

弾丸帰省

 

全然帰って来ず「元気にしてるのかな?」と話してた矢先、急に末娘が帰ってきた。
夕方5時に帰ってきて10時に車で送って行き、11時にバイバイ。

少ししか話せなかったけれど、バイトも自炊も怠けず頑張っている様子。
特に勉強は「誰の子?」ってくらいのガリ勉っぷり。
送る車内でもスマホのライトでずっと勉強。
素晴らしい。

暑さがましになったら家族揃って出かけたいなぁ。
長男も帰って来ないかなぁ。
どこかに100万円落ちてないかなぁ。





2021-07-21

FootRock&BEERS

 

~SET LIST~

No way,Yes way

ターコイズマン

deeper haze

shabby  marble

月の真下

・・・・・
久しぶりのFootRock。変わらない大好きな空気にホッと安心感。
お越しいただいた皆さん、出演者の皆さん、FootRockのブラザーたちに心より感謝。

2年ぶりくらいに会った岸本丈夫と色々話した。
自分が感じている違和感(まわりの人間に対する)と、彼が感じているそれが似ていた。
結論「ほっときましょ」で一件落着(笑)

松本誉臣とも色々と。
ここに集まる人間は本当に穏やかながら、ピリリとスパイスも効いてて好き。
こんな中年を仲間として接してくれてありがとう(笑)

頭で考えるなら短い時間に集中して。
だらだら考えるから「悩み」に変わってしまう。
やるべき事がすっきりと見えている今、怠けずいつもどおりにぶちかまそうぜ。俺。

2021-07-18

実家

 

7月17日土曜日。生まれ育った実家から母が近くのマンションに引っ越し。
朝から風が心地よく快晴。
写真は実家のシンボルの神棚のあった和室。

父が亡くなってから転居を考えていた母。
住居部分が2階(1階は工場)で、広すぎるという理由。
ご縁あって写真スタジオの経営者が購入してくれることが決まり、新居を探していた。
それも第一候補の場所で1階に空きが出て、早々に契約出来た。

老人の一人住まいとは思えない量の家財道具を一家総出で一日かけて運んだ。
翌日ガランとした実家を眺めながら、残った作業をしながら撮影。

実家暮らしだった20歳から23歳までの自分の部屋。
三重から戻って空いてる部屋がこの和室だった(笑)
震災を経験したのもこの部屋。大量のカセットテープが頭に落ちてきたなぁ。


小学生(新築当時)から高校卒業まで使っていた部屋。
後に事務所として使っていたので最も長く居た洋室。
壁にブルーハーツの等身大くらいのポスターを貼り、バンドのフラッグを掲げ、当時の彼女と初体験をした部屋(笑)
工場2階への入り口にもなっていたので小学生~中学生くらいまでは喘息で苦しんだ。

そして久々に工場3階へ。
雨風対策で窓や扉を閉鎖しているので見栄えは最悪だけれど。
最も長く居た場所はこの塗装・仕上げ部屋。
鬱(っぽく)になり仕事が出来なくなってもこの場所に居続けた。
朝まで塗装して(騒音で)警察に通報されたこともあったなぁ。
何もかも撤去した抜け殻のような姿でも、ここに机があってここにラックがあってなどと。
最後にこの場所に感謝を告げて去った。


自分たちが「生まれ育った場所」という思い入れよりも、母親が「産み、育てた場所」としてのそれのほうが大きいのは間違いないと思う。
「ひとつでも多く新たな場所へ持っていきたい」という気持ちが荷物の多さからも伺える。
なるべく叶えてあげたかったが、随分と思い切らせたことも多いだろうな。


新たな住まいが自分たちのこれからの「実家」となる。
母が楽しい思い出を沢山刻んでいける手伝いをしよう。



2021-07-15

ラムブーム

 

家飲みのアルコールがラム酒ばかりになってきた。
すっかり酒が弱くなったせいもあるけれど、ラムばかり飲みようになって酒量は減った。
つまり高燃費。

南米のお酒を一人でチビチビと日本酒のように飲む。
あぶったイカがあればいい。

2021-07-10

橋の下にて

 

久しぶりのおでかけ。舞子の橋をどうしても見たくて不要不急の外出を。

橋を見ながらスーパーで買った寿司とワイン。
大雨続きの影響で非常に湿度が高い一日だったけれど、淡路島はくっきりと見えた。
短い時間だったけれどパワーチャージ。ありがとう。


蔓延防止等重点措置の延長。
東京は4度目の緊急事態宣言。

政治批判。政府批判。それも十分理解できるのだけれど。
経済不安。ワクチンの副作用への不安。それも少し理解できるのだけれど。

世界中の有能な人たちがあれかこれかと考え抜いてくれている事。
部屋で酒を飲みながら無能な人間(自分も含む)が批判ばかりしている事。
「ならお前がやってみろ」とキレないのも有能だからか。

何もやってねぇで「やってらんねぇ」はねぇだろう?
やってらんねぇのは何もやってねぇからだろう?

竹原ピストルの歌詞を思い出した。

2021-07-04

T-true

 ~SET LIST~

ターコイズマン

灰の中

someway

月の真下

No way,Yes way

・・・・・

3月以来久しぶりのライブは栗田さん主催の「ジュークジョイントへいこう」。
急遽決定したらしくお誘いがあったのは10日前(笑)でもありがたく受けた。

お越しいただいた皆さん、出演者の皆さん、T-trueに心より感謝。

「何番目がいいですか?」と聞いてもらい、迷わず「トップで」と(笑)
演奏終了後、即ビールで短い滞在時間の割にはベロベロになった。
かなり酒が弱くなっている事も自覚。調子に乗らないようにしよう涙

自分の演奏の評価で身に余る言葉をもらった。
実際演奏中もリズムに対しての違和感が減っていて、気持ちよく歌えたような。

これも一年かけて育ててくれているドラマーのたっちゃんのおかげ。
まだまだ先は長いけれど、この歳になっても人は成長出来るっていう事が分かった。
精度を上げるために取り組む事。自己流でやってきたツケを戻すための時間を作る事。
今はそれすら楽しい。

2021年後半が始まった。
ここからまたボチボチと熱く。