ずっと興味のあったアフガニスタンの英雄マスード。
彼の友人でもある大好きな写真家の長倉洋海の本を買った。
1979年に起こったアフガンへのソ連侵攻。
ゲリラ部隊を率い、大国を相手に大打撃を与え、勝利を重ね、1988年ソ連撤退の立役者となり「パンジシールの獅子」と呼ばれたマスード。
同じ年齢の長倉がマスードに対し「何を考え、何を想い、何を成そうとしているのか。自分の写真で伝えてみたい」という一心で険しい山を幾つも越え、渓谷を渡り1983年に対面を果たした。
前政権を倒し、首都カブールに入城するまでの苦難。
戦士たちの純粋な素朴さ。
戦地に生きる子供たちなど、余すところなく収められた貴重な写真とレポート。
なぜか昔からアフガニスタンに興味があり、それがゆえに大好きになった長倉洋海。
彼が命がけで撮ったアフガニスタンへ死ぬまでに一度は訪れてみたいと思う。