2012-02-24

2012 見本市

上本町にある額縁メーカー「大額」の見本市に行った。
なんだかんだ言ってもやっぱり勉強になるし、作家の名前を知る良い機会。

今年はかなり規模を縮小して開催されたようだが、それでも例年どおりのゴージャスな展示。
なにより「ハンドメイド・シリーズ」として、金箔の別注フレームの「イージーオーダー」が素晴らしい。
「需要は少ない」と聞いたが、私はそれが10年後の王道になると感じた。
上の写真中央のミュシャの銀箔のフレームも、ただのモールディングではこの色気は出ない。

今年の見本市で最も印象に残ったのが「ベルナール・ビュフェ」の橋の絵。
ビュフェは大好きな画家の一人なのだが、この絵を見たのは初めて。
そしてその絵は偶然だが今作りかけてた曲の風景にピタリとはまったのだ。
独特の枯れたタッチ。
力強さと繊細さ。
それらを活かしたいと思う。