ミニバスケットボールの公式試合の引率。
鼻が痛くなるような寒い朝だったが、娘達は元気に欠席者も無く集まった。
「写真を撮ろう」と声をかけたら、階段の手すりを跨いでこの姿。
まとまりの良さと、幼さを残す部分が愛おしい。
本当に良いチームだと思う。
(前から9番目と後ろから2番目が愛娘)
残念ながら試合結果は、2回戦で惨敗。
保護者席でみんなで泣いた。
「6年生と一緒の練習はあと何回」だとか、
「最後の~~」とかいう言葉を耳にする度
なんとも言えない寂しい気持ちになるが、
先輩から受け継ぐ気持ちを再度強く持って、
完全燃焼で取り組んで欲しいと思う。
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この春、静岡の高校へ野球で進学する息子さんを持つ(6年生の)保護者の話を。
地元の少年野球チームに所属してた息子さんは、
父親の誕生日に「ホームランをプレゼントするわ」と告げた。
2打席目までノーヒット。
「口ばっかりやなぁ」と夫婦で笑ってた試合終盤。
3打席目で逆転のホームランを父親にプレゼントした。
「私は腰抜けるほどビックリしたし、ダンナは号泣するし・・・」
と、言いながら涙いっぱいで口ごもる。
「他にも・・・」
「あの時も・・・」
と、息子さんが離れて行くのが寂しくて寂しくて仕方無い様子が痛々しい。
「ナオ(6年生女子)の事も放ったらかしやったから、やっと全力でやれると思たら卒業やし」
と涙ぐむ。
「あともう一年あったらなぁ」という言葉が、強く響いた。
女子キャプテンは選抜チームに入り、アメリカに行く事になってる。
新しい役員も決まり(妻が代表になった)、来期の話が飛び交う。
試合の合間の保護者同士の会話にも色んな「春」が匂う。