アパッチ族のシャーマン、ジェロニモ。
19世紀末、20年近くに及ぶ合衆国騎兵隊との戦いを終わらせるために、
クルック将軍、ゲートウッド中尉との交渉の末、部族とともに投降する。
しかし居留地におけるアパッチへの扱いや、
最初の約束が守られない事に怒り、再び暴動をおこす。
この映画ではゲートウッド中尉が主役。
彼とジェロニモの友情がひとつのキーワードになっている。
壮大な大自然と、インディアンの言語と、悲しい歴史、そして友情。
誇り高きアパッチの英雄を描いた超一級映画だと思う。
興味のある方は是非。
ジェロニモファンになったきっかけがこの本。
「リトル・トリー」と同じ筆者、フォレスト・カーターの名作。
歴史書に近いリアルな内容と、ファンタジーな「パワー」の存在、
戦いのシャーマンと呼ばれるようになるジェロニモの家族との深い深い絆。
殺戮シーンも多いハードボイルドな本だが、
根柢にある「愛」があちこちに散りばめられている。
「escape escape」という曲(m.a.c.a)は、この本を読んで出来た。
私にとっては大きな大きな一冊。
こちらも興味のある方は是非。