20数年ぶりに一人で海へ出た。半年ぶりのSUPは暑いくらいの好天。
仕事が暇過ぎるので、リフレッシュを兼ねて「よし。海へ行こう」と前日に決定(笑)
ボードの空気漏れなどをチェックしたり、ウェットが着れるか確認したり。
10Lのポリタンクを買いに行って、今回も準備万端で出かけた。
1ラウンド1時間でトータル3ラウンド。間に30分の休憩を挟んで海の上でのんびりと。
1ラウンドは、前回と同じマリーナ方面へ向かいながら、あれこれ思い出し作業。
2つ目の橋の手前で少し体調不安が出て引き返した。(ウェットの首がきつくて酸素不足)
2ラウンドは「アウトへ出てみたい」と思い、ウインド時代のお決まりコースへ。
風が強くて風波が出てきて、ボードが進まず。これも橋の手前で断念(安全に)。
3ラウンドはアウト手前の橋周りで、小波に逆らう練習と内海をグルっと1周。
内海でも風が吹くと風下に流されて風上に進まないのは今後の課題。
誰と約束する訳でも無く、当時の自分のように一人で海に来た。
誰か知り合いが居る訳でも無く、久しぶりに一人で海の上に立った。
いつも「一人でやる」と言ってても、仕事でも音楽でも実際は一人では無い事に気づく。
街に「一人」で出かけても、それには用件や目的があり、海の上に居るのとは違うのだ。
水に浮かべた板を漕いで進む。
ただそれだけの遊びだけれど、戻れる場所が自分の中に戻ってきたのが嬉しい。
そして誘えば会える素敵すぎる海の仲間も居る。
甲子園浜はごみも無く、大きな音も無く、風の音と高速の車の音がかすかに過るだけ。
決してキレイな水では無いけれど、みんなが大事にしている「マイホーム」は美しい。