2025-12-31

2025総括

 

春から末娘が社会人となり、夏にウイングに本気になり、秋には海主体の生き方を得て、ライブ活動休止を決断した冬。

初の女性総理が誕生し、中国との関係悪化が深刻化し、戦争という恐ろしい予感すらするようになった。
大阪万博が開催され、熊被害が沢山報道され、異常気象の被害も多かった。

様々なものを見る目。感じ方と表し方。色んな面での「向き合い方」がまた一つ変化した一年。
今年を振り返る。

【仕事】
万博開催期間は全くといって良い程オーダーが無かった。
昨年同様ではあるけれど、腐ることなく「今できる事」を模索した一年。

仕事が暇過ぎた真夏の炎天下で、諦めていた工場南側の美化に明け暮れた。
ご近所からも評判の少しは「かっこいい工場」になったと思う。

馴染みのギャラリーからのオーダーは途絶えているけれど、作家さんからは身に余る信頼を頂いている事も自覚した。
新しいギャラリー、新規の作家さんからのオーダーが目立った一年。
繋げていけるように努力せねばと思う。

秋からは「風が吹く日を休日に」するようになり、土日祝も関係なく仕事をしたり、月曜から休んだりするようになった事が大きい。

来年も可能な限り展覧会へ伺い、可能な限り作家との信頼を築きたい。
まだまだアイデアは降りてくる。老化のせいにしないで精進せねば。


【家族】
末娘が社会人になり、いよいよ子育てを終えた感が強まった。
料理に積極的に参加するようになり、夫婦のスタンスにも変化が現れた一年。

妻は昨年よりまた更に友人との付き合いで出かける機会が増えた。
昨年から始まった「元西武百貨店チーム」でシーズン毎に出かけ、年に1~2回は高校同級生との会食の機会も出来た。
姉妹旅行にも行き、姉妹会食もあり、「武田理江」に戻れる時間が増えたように思う。
仕事もパートも少し片足を抜いて、来年も健康第一に。

長男はこの冬に約6年間付き合った彼女との破局を迎えた。
色々心配しているけれど、仕事ではキチンと信頼を得ているようで安心。
後輩の面倒をよく見て、お客さんには気持ちを込めて接し、結果も伴っている様子。
「足りない」と明確に自覚した部分は本気で修正して、残りの20代を全うして欲しい。

長女は激動の一年。彼との破局。仕事も来春の辞職を決断した。
落ち込んでいても実家に顔を出してくれて、楽しい話をしてくれた愛娘。
友だちに愛され、先輩後輩から慕われ、また一歩大人の雰囲気を持つようになった。
君の強さの材料は優しさで出来ている。来年も優しさを以て変わり続けて欲しい。

末娘は冬から再び念願の一人暮らしを始めた。
仕事も楽しんでいるようで、先輩から可愛がられている様子。
相変わらず不思議な娘だけど、自分の意見をしっかり話すようになったと思う。
枝葉を増やすのも大事。しかし根っこを伸ばすのに足りないピースを沢山経験して欲しい。

サン君は相変わらずドン臭く可愛い。
7歳になり少し老化も感じられるけれど、甘えん坊加減はヒートアップしている(笑)
焼いた肉をごはんに混ぜるようになってからは、残すことなく完食するようになった。
サン君の為だけの専用電子レンジも導入。来年も健やかに。


【音楽】
ライブの本数はマイペースながら充実した一年になった。
初めましての方とも多く知り合いになり、初めましての場所にも再度呼んでもらい、そこで出せる存在感を少しは持てるようになったかと思う。

ギターのリペアや、機材のリメイクにも勤しんだ。
改造したアコースティックアンプは今や大事な練習パートナーになっている。

「ミュージシャン」に幻滅した事も多くあった。
出来てる事以上を目指さない人。お金や人気ばかりを追う人。音楽への愛が無い人。
逆に若者からは何度も刺激を貰った一年。
向上心に満ち、常に変わり続ける「木下ゆうすけ」みたいなやつらとの出会いは本当に背筋が伸びる思いがした。
目指す音楽が明確で、ひたむきに自分の音楽に向き合う姿勢。そこには愛を感じる。

アマチュアであれ所謂「人気商売」であるならば、需要のない自分はライブ活動を一旦休止することに決めたのも、音楽への愛ゆえ。
しっかり向き合い直し、自分の音楽を磨き、新しい何かを身につけたうえで人前に立ちたいと思う。

来年は新曲製作から始める。封印してた曲のピースを本当の意味で新しい曲に仕上げたい。
まだまだ情熱は冷めていないのだから。

【海】
「春から始めた」という上手な人と出会った夏が全ての始まり。
スポーツでの負けず嫌いな性格が爆発し、「そのうち出来るようになれれば」みたいなスタイルを恥じて、一年の後半は練習に明け暮れた。

夏からだけでウイングを四枚、ボードを一枚、カーボンマストを一本、フロントウイングは三枚、リアウイングは二枚と結構な購入履歴を作った(笑)

コージさんという穏やかながら熱い先輩のアドバイスがあり。
寺前さんという圧倒的指導者に恵まれ。
毎回お弁当を作って送り出してくれる妻のお陰で、今の自分が出来上がった。

まだまだ初心者に毛が生えたレベルだと自覚している。
ただ夏までは「どうやったら浮けるのか」と四苦八苦してた自分が、「どうやったらジャイブ出来るのか」と四苦八苦しているのだから、きっとそのうち「どうやったらジャンプ出来るのか」に変わっているはず。

若い頃、ウインドを辞めた理由の一つに強風への怖さがある。
セイルに投げ飛ばされ、荒れた海面をボード目指して延々泳いだあの日がきっかけだ。
「風が怖い」と思ってしまって以来、海とは決別した。
その時と同じようなオーバーブローでも、今は「びびるな」と言い聞かせられる。
「あの頃の自分を超えたい」という一心で、海が自分の中に戻ったように思う。

来年も風任せに生きて、ブランクを埋め尽くしていきたい。


52年生きていれば考えが固着している部分があった。
海で使った道具を真水で洗い流さないと、潮でビスが固着してしまうのと同様。
生きている間に自分を洗い流す機会は、きっと思考の固着を防ぐように思うのだ。

職人としての生き方。
親としての在り方。
音楽を追うものとしての姿勢。
それらを洗い流す機会が2025年だったように感じる。

「向き合い方」を変える。
それによって視線の角度も変わり、視界の広さも変わる。見えるものが変わるのだ。
近寄ったり、遠ざかったり。
立ち上がってみたり、かがんでみたり。
覗き込んでみたり、ぼんやり眺めたり。
「色々試しなさい」という寺前さんの言葉は「向き合い方」の本質なのかもしれない。


様々な部分で自分自身のリニューアルが叶った一年。
振り返ればやはり今年も良い一年だったと思う。
家族と友人たちに心より感謝。

2025-12-28

2025ウイング納め~ジャイブへの道 vol.4

 

夏頃から文字通り夢中になり続けたウイング。
道具も色々入れ替わり(笑)ようやく甲子園浜ローカルっぽく扱われるようになった。
12日ぶりになってしまったけれど、2025最後のジャイブ特訓を2日間きっちりと。
海に戻った今年をしっかり締めくくりたい。

27日(金)
雨上がりで冬型気圧配置ばっちり。前夜は風の音で寝付きにくいくらいの強風。
朝6時起床で仕事納めの渋滞をぬって、9時頃に到着。

スプーキーの中古をネットで発見し、取り置きしてもらったフロントウイングを引取り。
強風用にずっと探してたグライダー900。程度も上々。
「これは因みにお勧めで。無理に買わなくていいから」と寺前さんが用意しておいてくれたリアウイングはハイアスタイプの250。リアピース付で13000円。
「めちゃめちゃお手頃価格やけど、田中君には勧めたい」と滅多に売ろうとしない寺前さんが準備してくれたので即答で購入。
「俺も使ってる」と、寺前さんと同じものだというのもポイント(笑)

残念ながら予報程吹かず、この日は900を使う事は無かった。
ウイングも4.5を早々にたたみ、6.0にチェンジ。
10時くらいにしびれを切らしスタート。
1100のフロントウイングと最初は通常の250で。
猛パンピングで走り出せる程度のブローで、無風ゾーンではリフトダウン。
何度かジャイブを試みるが、加速が足りずランニング位置で降りてしまう。
30分程度乗ってからハイアス250にチェンジ。

まず浮き上がりが良い。同じフロントウイングでも楽にリフトする。
無風ゾーンに入ってもポンピングで先のブローまでたどり着ける。
「浮きやすさのサポートをしてくれる」という寺前さんの言葉どおり。

90分乗ってから昼食休憩。しっかり30分休んでストレッチ。
12時過ぎから「お!」という予感通り、ブローが入り始めた。
ガスティながらジャスト~オーバーのブローの中、ジャイブ特訓開始。
12日開いたのが良かったのか、イメージと動きがマッチして良い感じに回れる。
数回は浮いたままジャイブが成功し、そのままラン。
足のスイッチは2回だけキレイに出来た。
タクシージャイブも数回は成功。
やはりスイッチで苦戦するけれど、随分と進歩したように感じる。

90分乗って再度休憩に。タバコに火をつけたとたんにブローが上がり始めた(笑)
そこから1時間はオーバーとの戦い。浮き過ぎて何度もフォイルが抜けてしまう。
下らせる時は風を抜きながらジャイブに入るけど、ランニングあたりで一気に浮いて落水。
このパターンばかり。
「集中集中」と言い聞かせて、何度かは良い感じに回った。
何度かは投げ出されて、膝と腰を強打したけれど。

覚書き
・オーバー時はマスト位置を後ろにチェンジする手間を怠らないこと
・ハイアス250はアンダー時に使用すること。オーバー時は通常250に戻す
・加速してからジャイブに入る際は、ランニング位置でウイングを引き込み過ぎないようにする。しっかりボードを傾けないと出口あたりで逆サイドにノーズが振れる。


しかしこの日で1100のフロントとはグッと仲良くなれた。
クタクタになるまで練習し、3時過ぎでこの日は終了。



28日(土)
前日にコージさんに連絡。「いくよー」との返事にテンションアップ。
やはり最後はこの人と一緒に乗りたかったので嬉しい。

到着時の9時はノーブロー。午後からに期待を込めながら1400とハイアス250のセットで。
マスト位置はリコメンドから2cm後に。抜け対策。

10時半頃から少しブローが入り出したので、しびれを切らしてスタート。
ここ最近で一番のガスティで、ちらほら見えるブロー目指してチマチマと。
猛烈パンピングで走るには走るけれど、ジャイブに入れるほどの加速距離をとれず。
そんなこんなでスロースピードで走り回っているとコージさん参上。
海の上で少し話し、12時頃に一旦昼食休憩。

TEMUで買ったシガーソケットで沸かすポットが活躍。暖かいものを口にして、手も温めながら30分しっかり休憩。

13時頃から少しブローが上がって、ようやくジャイブ特訓スタート。
前日のように上手くはいかず、ガスガスなコンディションに苦戦しながらも、この日のメンツの中ではぶっちぎりのスピードで走れたのは良かった。
ジャイブは数回回せたけれどスイッチで失敗。凡ミスも多数。
ただ「ジャイブ完成」までの数値を10として、ほんの少しずつだけど近くにイメージが出来ている。あと足りない何かをしっかり把握して来年も継続して特訓あるのみ。

覚書
・逆スタンスで乗る際の足位置が悪い。芯に重心がくるように。
・ガスティな時のジャイブ練習の際は、走る距離を短くしてでもしっかり加速して早めにジャイブに入るようにしないとブローが足りなくなる。下りすぎを嫌がらずに練習すること。

3時過ぎでノーブロー。上がろうとしているとコージさんが「駒井さんを紹介する」と。
この日はSTARBOARDの営業の駒井さんが、試乗艇を持って来ていると話に聞いてた。
「最新のウイング、フォイル、ボードを試せる機会なので田中さんも」と仰ってたけれど、自分はあまり興味が無く(色々買ったばかりなので)、自分の道具で練習し続けていた。
コージさんは最新のボードとフォイルで、後半はずっと「めちゃめちゃいい!!」と走り回ってらしたが(笑)

元ウインドプロの駒井さんが話に来てくれて「良ければ一度乗って下さい」と。
ミッドレングスで巾の細い90LのAbove。ノーブローで一瞬悩んだが折角なので「じゃあ1本だけ乗らせてもらいます」とフォイルをセットしスタート。
行きは2mくらいのブローを捕まえて少し走った。たしかに軽風でも楽に浮く。
巾の細さも左程気にならず、ローリングも全くしない。
帰りはノーブロー(笑)漕いで漕いで帰還。疲れた。

「正月もし来られるならもう少し長時間試して下さい」とスプーキーに置いていってくれた。無論今は必要ないのだけれど(笑)駒井さんありがとうございます。

御前浜にマンションを買ったばかりで「貯金がゼロになった」と言ってた矢先に「あれ買ったら田中さんに80L売ってあげる」と買う気満々のコージさん(笑)素敵です。


・・・・・
この半年で夢中になったウイングフォイル。
海に引き戻してくれた昔のウインドチームのお陰で今がある。

そしてステップアップを進めてくれ、様々なアドバイスをくれたコージさん。
いつも動画を撮ってくれて、コージさんへの辛口コメントで場を和ませてくれたヨーコさん。
素敵なこのカップルとの出会いが無ければ今の自分は無かった。


そして何よりもSPOOKYのボス。寺前さんの厳しくも理路整然とした意見、見守りの上での指導、必要な道具のアドバイスが無ければ今の生き方は無かった。
「迷いながら色々試せ」
「分かりもせず道具をコロコロ買い換えずしっかり理解しなさい」
「答えは自分で見つけるスポーツ。これかと感じた事を身につけて」
音楽とも仕事とも共通する金言にいつもしびれた。
売りっぱなしではなく、何度もその道具についてのアドバイスをくれた。
「見てて思ったけど」といつも自分のバグを教えてくれて、解決ヒントを沢山くれた。
こんな店はどこにも無い。

寺前さんに応えたくて、吹く日には仕事を休んで海に通う生き方を見つけた。
そしてこの生き方を自分ですごく気に入っている。2025年の一番の出来事。

シャワールームで一緒になり「今日も長い事練習してたなー」と話しかけてくれた。
「それだけ熱心に練習してるから、このスピードで上達したんやな。凄いよ」と今年最後にめちゃめちゃ褒めてくれたので太文字で記す。

いつもアドバイスをくれるスプーキーのメンバーの方々にも挨拶をして店を出た。
すずねさんにもお世話になったなぁ。


今年最後のウイングが素敵な2日間になった事を嬉しく思う。


2025-12-25

Babolat x STARBOARD

 

電動エアポンプの故障以来、手動ポンプを海に持っていくようになった。
意外に嵩張るので立てられるケースが欲しくて物色していたけれど、丁度良いものが中々見つからない。

押し入れ整理の際に、存在すら忘れていたラケットバッグを発見。
PTA時代にバドミントン始めた時に買ったバボラのテニス用バッグ。
当初はめちゃめちゃ気に入っており、家族で出かける時にも荷物入れとして使ってたくらい。

長さも巾もジャストフィット。
ホース、スタンドは別スペースに個別に収納出来るので、破損の心配も無い。
捨てずに保管しておいて本当に良かった。

2025-12-23

井上よう子個展

 

神戸のハンター坂にあるギャラリーシマダで開催された井上よう子さんの個展へ。
長いお付き合いになる作家さんだが、お会いするのは数年ぶりになる。
色々と作品についてのお話を聞けて良かった。
アートディレクターとしての顔をもつ、コメディアンのおかけんたさんからの取材の話も楽しかったなぁ。

エントランスにかかる大型連結作品が圧巻。
海の静けさと空の色。波音が聞こえるような素敵な作品に惹きこまれた。

神戸のご自宅から見える海を描いたという大型作品。
「西宮の海に通ってる」と伝えると嬉しそうになさっていた。

フライヤーにも使用されている小作品。
YOKO INOUE NAVYとしてオーダーしてる塗料も長らく使っているなぁ。

年内最後のギャラリー訪問になったが、自分の作ったフレームが多くの人の目にとまっている事を改めて誇りに思うし、作家さんに求められている事をありがたく思う。

まだまだ精進。

2025-12-20

Brothers and Sisters

 



~SET LIST~

No way,Yes way

someway

灰の中

月の真下


・・・・・





年内最後のライブはブラシスできーちゃんの誕生日イベント。
聴いていただいた皆さん、出演者の皆さん、ブラシス、きーちゃんに心より感謝。

顔見知りだらけの客席。知り合いだらけの出演者。そしてホームのブラシス。
一年を締めくくるのにふさわしいアットホーム感(笑)

少ない事前準備ではあったけれど、この一年の葛藤を詰め込んだ演奏が出来たと思う。
フィール。歌声の調整。
今年最後に良い演奏が出来て良かった。


出した答え「ライブ活動休止」に変更は必要ない事も分かった。
来年は練習とインプットで音楽と仲良く向き合い、封印してた新曲製作にも励みたい。
2月まで決まっているライブはあるけれど、これ以上の本数は必要ない。


音でつながりたいと思える友達も出来た。
また会いたいと思える人達との出会いもあった。
全てをリセットするわけでは無く、向き合い方を更に磨いていきたい。
死ぬまで音楽と生きるためにも。


ハミングバードの音は随分と良くなってきた。
キレのある音に育ったのは弾き方も影響しているのかも知れない。
自分自身もまだまだ音楽で育たねば。まだまだ足掻かねば。


今年一年お世話になった方々に心より感謝。




2025-12-17

Balls8

 ~SET LIST~

ターコイズマン
someway
月の真下
No way,Yes way

・・・・・

大阪での今年最後のライブは楽しい人達と和やかに終演。
聴いていただいた皆さん、出演者の皆さん、Balls8に心より感謝。

出番ラストだったのでお酒を控えめにして頑張った(笑)
演奏は良くも悪くもいつもどおり。無難なセトリに逃げたような気分(笑)

随分昔に見た事のある奥村兄弟の奥村ユキちゃんがこの日一緒だった。
圧巻のステージだったが、何故か微妙に刺さらない。
自分がおかしくなったのかも知れない。
「弾き語り」のthis is的な演奏に飽きてしまったのかも知れない。

自分はどうなのだろう。

お客さんの需要があるわけでもなく。
ぶちまけたい情熱が溢れているわけでもなく。
ただ呼んでもらったイベントにノコノコと出てるだけのような気がしてならない。

やはり予定どおりしばらくは「ライブ」という音楽活動とは距離をとってみたい。
もう一度自分の音楽を大事に思えるようになるためにも。
もう一度「生き様」として、音楽と共に残りの人生を歩むためにも。

木下ゆうすけが見るたびに成長している。
それは正に輝きながら、正にのたうちまわりながら、正に自分を探しながら音楽に生きている結晶のように思う。
ゆうすけは言う。「リーノ兄やんの抗う姿を見て、俺も!ってなったんですよ」
ならば抗わなくなった自分の背をこれ以上晒してはいけないように思うのだ。

ウイングフォイルに夢中だから。決してそれが理由ではない。
この一年をかけて決めた音楽の道の上にある岐路を選んだに過ぎない。

とはいえ1月も2月も決定しているライブはある。無論それは本気で演奏する。
それ以降は。
1年くらいは地道に練習して、もう一度自分と向き合いたいと思う。

練習もろくにせず、ライブの回数は無駄に多くて。
「音楽」とは程遠い力量で、人気とカネだけを求める存在になりたくない。
この一年でそういう輩と出会いすぎた。

明後日は神戸で今年最後のライブが決まっている。
しっかり締めくくれるように。
思いを込めて練習しよう。


2025-12-15

2023 CABRINHA VISION 4.5~ジャイブへの道 vol.3

 

8m予報の日曜日は、強風用に以前買っておいた中古のウイングを初使用。
すっかりブームハンドルに慣れてきたので、久々のリジットハンドルに違和感を覚えながらも、新品同様の小さなウイングにワクワク。

9時到着の時点では無風。
スプーキーへ行き寺前さんと雑談。
ゆずを頂いた(笑)風呂に浮かべよう。
色々話してると、寺前さんが自分の成長の早さを認めてくれていることを知った。
「田中君は余計な事をせず、ストーリー通りに進んでる。練習も熱心に長時間乗ってる」
などと、あまり褒めない人に褒められたので太文字で記す。

11時頃まで、スマホをいじりながら風待ち。
早めの昼食を食べかけると、少しブローが入り始めた。
空と風向きを見て「いける」と確信し、遅めのスタート。

1100のフォイルと4.5のウイングではアンダー過ぎる風だったけど、猛烈パンピングで無理やり浮かせて数本走った。
ジャイブに入る前の失速が著しく、1時間ほどでフォイルを1400にチェンジ。

それでも初めて使う4.5の小ささに、なかなか慣れる事が出来ない。
6.0とは明らかに違う「ボード上でのバランス」がシビアに感じられた。
風に寄っかかる走らせ方ではすぐ落ちてしまう。自分のバグがまた一つ見つかった。

12時頃には予報以上の強烈なブローが入り始め、4.5でもオーバー気味。
まわりはバタバタ落ちて、諦めて風が落ちるのを待ってるくらい。
それでも果敢に「びびるな俺」と乗り続けた。

ジャイブが全く出来ない。
風下に下らせるとスピードが上がりすぎてフォイルが抜けて落水。
ブローを逃がしながら下ると、失速しすぎて落水。
ブローの逃がし方をイメージし直して、少しはマシになったけれど。

休憩後は一気に風が落ち、ガスガスなオーバーブローが時折吹く程度。
ブローを待って、探して、無理やり浮かせても、すぐにリフトダウンしてしまう。
2時過ぎで諦めかけたけれど「もう少し」と粘ると、ようやく5m程度のブローが入り、ようやく数本ジャイブ練習が出来た。
タクシージャイブが2回成功した程度で、全く上手くいかず、前回よりも下手になったような気がして落胆。

この風では仕方ないと言い聞かせて後片付け。
駐車場に運んでると、さかきさんと磯野さんが話しかけに来てくれた。
「田中さんの動画を撮って、家で見て研究してるんです」と気が遠くなるお言葉(笑)
求められたとおり、走らせ方を少しだけアドバイスをさせてもらって「もっと上手い人の動画を見て下さい」と頼んでおいた。無論悪い気はしないが(笑)

寺前さんのブログより拝借。まぁまぁのフォーム。

2025-12-12

平日ウイング~ジャイブへの道 vol.2

今年初の10℃を切る9℃予報の金曜日は、7mの北風予報に合わせて海へ。
防寒の為、前日に「ポータブル電源で駆動するか」をテストしたヒーターを持参。
家では点いたので喜んで持って行ったが、最初の10秒だけでポータブル電源側でシャットダウン。無駄な荷物になってしまった。
その他にも
・ポータブル湯沸かしポットでカップ麺 → 出来上がる前に気温で冷める
・ステンレスマグに熱湯を入れて手を温める → 上等マグ過ぎて熱が外側に出ない
真冬までに思いつく防寒対策を色々試したいところ。


前日にコージさんに連絡を入れ、久しぶりに会えた。
変わらないハイテンションな優しい人で、セッティング前に談笑。
1100のフロントウイングを買った事を伝えると「進んでますねー」と嬉しそうにしてくれた。

この日は9時過ぎに練習スタート。
既にコージさんとその他数名はバンバン走っている。
「6.0じゃオーバーブロー過ぎない?」と心配されてたけど、ここ数回オーバー体験を重ねているので躊躇なく。
マスト位置はリコメンドより後ろに2cm。リアはセンターより少し前よりにセット。
時折オーバー過ぎるブローも入るけれど、平均してジャストブローでジャイブ特訓開始。
1100のウイングの効果で、浮き出しこそ少し多めにパンピングしたけど、走り出すとハイスピード。
時折フォイルが抜けてしまうくらい。もう少し後ろにセットすべきだったか。

前回と同じく「軸」と「腰の入れ方」を意識。
加えて動画で勉強した「後足の位置を芯に」も気をつけた。

カービング性能は1400と比にならず曲がりやすい。スっとベアしてくれるのでウイングを返してジャイブ前半までは前回同様に出来るようになった。成功率もそこまでは6割。
足の入れ替えで落ちたり、ウイングを返した瞬間に落ちたりと後半が上手く出来ない。

休憩に車に戻ると、隣に野沢さん(いつもアドバイスをくれてる上手い人)が居た。
またまたアドバイスを求めると「殆ど出来てますよ。バランスを崩すのは加速が足りてないから」と高級アドバイス。
「回り始めて減速したら、一旦登らせて再度加速し直す。逆足で乗れるようにもなった方がいい」との事。
早速試しに練習再開。

ウインドの時の「ラフ&ベア」を取り入れて、登らせて下らせての蛇行を数本。
下らせたときの加速感を体に入れて、ジャイブ。
初めて浮いたままウイングを返して、逆足で漕いでから足の入れ替えが成功。
決してスムーズなジャイブではないけれど、加速の重要性をよく理解した。
 
その後も数回浮いたままジャイブは成功。確率は3割以下だけど一気に上達した。
タクシージャイブは6割くらいの成功率。止まってからのリスタートも時間短縮が出来始めたように思う。

12時頃にコージさんと昼食タイム。
あれこれ話ながら「一気にうまくなったねー!」と驚いてくれた。
成功率はコージさんの足元にも及ばないが、素直に嬉しかった。

練習再開したが一気にガスティになり、走ってる人と止まってる人がクッキリ。
ブローを探してジャイブに入るも、途中で風が足りずに減速するパターンが多くなった。
2時頃にはコージさんが「そろそろ上がりますね」と声をかけてくれたので、挨拶をしに駐車場へ行き休憩がてらの雑談。
西宮にマンションを買った話や、忘年会企画などを話して、「次回また」と別れた。
この人が居るだけで甲子園浜が楽しくなる。

その後は集中力が途絶え、両腕の痛みでまともな練習が出来ない状態で止む無く終了。
9時から3時過ぎまで濃厚な練習になった。前回よりもぐんと成長できたと思う。
なにより初めてジャイブが出来た日になった。
ここからは成功率を高めていきたい。

2025-12-08

平日ウイング 3DAYS~ジャイブへの道 vol.1

 

「ジャイブ成功を年内に」を目標に猛特訓中。
写真は寺前さんが撮ってくれたものを拝借。
「いいフォーム」と珍しく褒めて貰えたので記す。


3日水曜日は強風予報に合わせて仕事はオフ。土日返上で完全風任せ休日のシフト(笑)
6時起きで9時着でまさかの無風だった(涙)

セッティングをしていると隣に石川さんの車が入ってきた。
たわいもない話で笑っている間にブローが入り始め、練習スタート。

前回寺前さんに教わった事を何度も読み返し、頭に叩き込んだ。
イメトレも固め、動画をいくつも見て臨んだ今回。
午前中は全く上手くいかなかった。やはり難しい。

昼休憩の後、ビーチに向かうと寺前さんが居たので話しかけると、「見てて気づいたんやけど」と自分のジャイブの入り方のまずさを指摘してくれた。
「前傾姿勢は良い。ただボードを足だけでまわしてる」との事。
大事なことなので覚書。

前足で風下へ回すんじゃなく、骨盤ごと(腰をいれて)軸で回す。

ウイングは頭の上に構えて「軸」をつくる。

これが出来ていないから失速して落ちるパターンに入ってるらしい。自覚もある。

いつもは帰り際にレクチャーを受けるが、この日は真っ最中だったので、ありがたく「今日はこれだけを意識して取り組みます」とお礼を伝えているうちに、再度ブローが入り始めた。

そこからはオーバーブローで数回吹っ飛ばされるくらいに風が上がった。
ジャイブどころかオーバーで乗る練習に切り替えなければいけないくらい。
ただし臆することなく乗り続けられた事は自分の中で自信になったなぁ。

ジャストくらいのブローを探し、教わった腰の入れ方を何度も試した。
明らかに今までと違う「入口」を感じる。
浮いたままのジャイブは結果一度も成功しなかったけれど、ヒントになるピースはいくつか体に入ったように思う。
3時半頃には予報に反して風も収まり、この日は終了。
大満足な一日。

・・・・・

5日金曜日は7m予報。前回のイメージが薄れないうちに乗っておきたくて仕事はオフ。
到着した9時半にはすでにウイング上級者が一人滑走中。
イソイソとセッティングを済ませ10時にスタート。
予報よりかなり風は弱かったが、ジャスト~アンダーのブローを探しながらパンピング。

前回の「腰を入れたターン」を意識。
イメージが薄れる前で本当に良かった。
「入り口」は随分近くに感じられるようになった。
一旦リフトダウンしてからの足の入れ替え。これの成功率は少し上がった。
とはいえ10回に1回くらいの確立ではあるが。

12時には一旦風が落ちたので昼食タイム。
スプーキーに顔を出し寺前さんにアドバイスを求める。
「回るまではいい感じになってきてる。ランニングを超えるあたりで板を蹴って回してみて」とのアドバイス。
一旦リフトダウンさせてから。一瞬安定するタイミングで足を入れ替える
これを意識して練習再開。

2時頃からは時折オーバーブローが入り始めたが、臆すること無くジャイブ。
何度も落ち、上手い人のジャイブを眺め、走らせてはジャイブ。全く上手くいかない。
それでもオーバー時に記録更新かというくらいのスピードを出せた。
前足の荷重とスタンスを狭め、内股気味にコンパクトに乗る事でフォイルが抜ける事もなく、ハイスピードでも安定感が増したように思う。成長。

結局2回くらい浮いたままウイングを持ち換える所までは出来た。
確率は低いけれど、前回より2mmは上手くなったのだと自己満足。
明らかに輪郭がはっきりし始めた。
3時過ぎに予報通り風が落ち、この日は終了。
集中力も鍛えなければ。

・・・・・

土日は風が無かったので仕事をし、8日月曜日は再び海へ。
週末に風が無い確率が非常に高い。休日を入れ替える今のやり方は大正解。
この日は先日中古で入手した1100のグライダーで出艇。
製造中止で中古でも入手困難なサイズだったので即決した。

5~6m予報に反し、12時頃までは無風。
セッティング中に今度はエアポンプが故障するトラブルもあり、モヤモヤする出だし。
少し上がってきたので我慢しきれずスタート。

まるで初心者ボードを浮かせるくらいにパンピングを繰り返してようやく浮く。
アンダーだとここまで走らせにくいのかと痛感。
「2時間くらいは」と思って1100に慣れる練習を続行。

走ってからのフィーリングはとても良い。なによりスピードが段違い。
ジャイブに入る際も心なしか曲がりやすさを感じた。
少しブローが上がってきて、数回浮いたままウイング持ち換え→足の入れ替えが成功。
その後は走らせられずにリフトダウンしてしまったけれど、ガスティなコンディションなので仕方ない。
タクシージャイブも数回成功し、また少しジャイブマスターまでの輪郭がクッキリしたような感覚。

風は上がり始めたけれど、一旦フォイルチェンジと昼食タイム。
急いで食べて急いで付け替え。20分後に練習再開。

1400の安定感が凄い。浮かせやすいし、すっかり慣れた靴を履いている感覚。
オーバーブローが吹き始める時間帯があったけれど、少し風を逃がしながらもトップスピードで走る事も出来た。

覚書
オーバー時はウイングをやや高めに構え、体全体をウインドのマストに見立ててマスト荷重する意識。
自然に前足荷重になって浮き上がりすぎる事もない。


いつも会う上手い人(次回は名前を聞いておこう)にジャイブのアドバイスをもらった。
「見てたら前手が前過ぎる。もう少し後にずらせばパワーロスを防げるので失速しない」
と値千金のアドバイスを活かしてひたすら練習。「色々試せ」を再意識。

4時頃には左腿の筋を痛めたようで、立ち上がれないくらいになり止む無く練習終了。
岸でその人に会うと「出だしの感じはキチンとジャイブになってる。もう出来てる感じを受けた。後半はグダグダしてたけど」と半分褒めて貰えた(笑)


かたずけをしてると日が暮れはじめ、帰る頃には真っ暗になってた。
平日の夜の高速を走りながら、この3日での自分の進化を自画自賛。
無我夢中に連日で乗るよりも、コンディションを整えて、自分のバグとアドバイスを整理してから練習に臨む事の重要性を感じた。

3回とも石川さんが居て、さかきさんが居て、コージさんとは会えなかった。
今度コージさんと会う時にはまた少し進化した姿を見てもらいたいなぁと思う。

2025-12-02

末娘引っ越し

 

12/1から末娘が再度一人暮らしを始める事になった。
前日夕方に自転車だけを先に持って行って、道順確認。
帰宅後は長女も手伝いに来てくれて、荷造り&積み込み。
「荷物はそんなに無い」と言っていたがこのとおり。服が多い。


2年前に建ったばかりのキレイな10階建てマンションで、オートロック付の角部屋。
地域も治安が良く、すれ違う人が大抵上品。
いいところを見つけたなぁと感心。


意外と大雑把な所も、割と神経質な部分も。
テキトーな所も、緻密な部分も。
姉とは異なる種類の強さと優しさも。
これから一人でもう一度見つめ直しながら立派に生活してほしい。
一日一日を無駄に過ごすことなく、険しい道を選ぶ人であってほしい。
なにより君の明るさを失わないように。

頑張れヒカル。

ロフトで遊ぶ初老。