堀江にあるTEZUKAYAMA GALLERYへ初訪問。
時折小雨が落ちてくる土曜日の午後。
久々に歩く堀江の景色にキョロキョロしながら向かった。
すっかりお得意さんになったギャラリーオーナーの松尾氏。
波長の合う方で打ち合わせは毎回スムーズに進む。
いつもは工場へ来て頂いていて「一度伺います」がようやく今回叶った。
2エリアで同時開催の展示があり、本日はトークイベントも開催され、小一時間程参加。
作家の「声」を聞き、想いを感じることが出来た。
栗棟美里さんの展示タイトル「Still Remained」。
今回の額装を任せていただいた。
モノクロの写真であり版画でもある作品。
色んな説明を受けてから眺めると、また感じ方も違って説得力が生まれるけど、初めに工場で額装した時に感じた「厳しさ」みたいなものをこの日も感じた。
フレームを用いないパネル作品が壁一面に並んでいて、そちらももっと見ていたかったけどトークイベントが始まってしまい断念。また会期中に訪れたいなぁ。
もう一つのエリアで開催されているのはスロバキアの作家のLucia Tallovaさんの「Island of Time」。
写真から噴き出る布や紙が立体作品となり、見る人の想像力に問いかけるよう。
箪笥の引き出しをフレームに見立てた作品や、コンパネのフレームも効果的。
「フレームを用いたインスタレーション」のヒントを沢山得たような気がする。
ドイツのフレーム職人のものだと教えてもらった。
全然負けてないなと自画自賛。