ムーミンの絵柄のついたパッケージが可愛いらしい。
お湯を注ぐと立ち上る香りを嗅ぐのも久しぶり。
本日付けで嫁さんは務める成城石井を退職する。
今まで一日おきに手伝って貰っていたけれど、工場メインにして欲しいと自分が頼んだ。
毎日入る事で慣れるスピードも上がって、気持ちの面での負担が軽減すると考えた。
先日職場の仲間から寄せ書きやら餞別やらの荷物を沢山抱えて帰って来た。
寄せ書きに目を通せば、いかに嫁さんが愛されていたのかが良く判る。
頼りにされ、手本となり、近鉄生駒店の成城石井オープン時からの5年を務めた。
家でも職場でも嫁さんは変わらない。
穏やかで優しい。
嫁さん自身も愛していた、この職場の仲間と「別れさせた」ような気分になり、寄せ書きを読んで泣いた。
申し訳無いなぁと思う。
当の本人は「全然」ともらい泣きしながら笑うのだけれど。
5月からは四六時中こんな亭主と一緒に過ごす事になる。
もっと丁寧な言葉で、もっと穏やかに、短い言葉で指導せねば。
フレーム製作の仕事を正城石井同様に愛して貰えるように。
自分自身も変わらねば。