2011-02-11

Goodbye PREMACY

8年間乗った愛車を手放した。
2003年製 mazda PREMACY 1800cc。 
限定カラーのパールホワイト、ホワイトメーター、純正エアロ。
当時は旬だったDVDナビと憧れのディスチャージヘッドライト(笑)

そんなに高額なクルマじゃないけれど
傷やへこみもいっぱいあるけれど
あまり乗って無かったけれど(8年で26000)
それでも我が家の大事な大事なクルマだった。

最後に撮影を、とフラっと公道に出たとたんに
シートベルト検問(いつもはキチンとしてます)。
笑えるくらいの不運。
「最後に撮らせて下さい!」と警官を背景に最後の写真。



リフォームを控え、本格的に予算調整。
無駄を省くリストの中に「プレマシー」が上った。
私自身の生活にはさほど影響もないのだが(少しはあるが)、
やはり家族の行動は限られる事もある。
子供達にも相談をして、結局手放す決心に至った。

思えばこのクルマを選ぶ時も、長男・長女とカタログを
さんざん見て選んだんだったなぁと思い出される。
今日は「コレがいい!」「赤がいい」と言ってるかと思えば、
翌日は「コレがいい!(別の車種)」「青がいい!」と。

本当の「ファミリーカー」として8年間活躍してくれた。



クルマと共に写ってる写真で一番気に入ってるのがコチラ。
海水浴の帰路。疲れきった3人が団子になって眠っている。
遠出すると帰りはいつもそうだった。
隣では妻も眠っていて、夕陽が美しくて。
冷房の効いた車内で小さくオノリサが流れてて。
渋滞なんだけど、なぜか心地いい時間だった。
そんな思い出の一枚。



あるときは高速を走りながら浮かぶ月を眺め、
あるときは山道を下りながらブルースに聴きしれ、
あるときは雨の川沿いの道に止まり、一人泣いた。

8年間という月日を今日あらためて思い返すと、
時々の個人的な思い出も、このクルマと共にある。
キレイな思い出も、そうじゃない思い出も今夜は全てが優しく感じられる。

ありがとう。
さらば愛車。