2018-09-30

Brothers and Sisters


~SET LIST~

ivory tail
Big River
deep water

先へ
ash wind
ターコイズマン
ever yours

風に放て
waiting tomorrow

闇に目を凝らせば(cover)
deeper haze
shabby marble
what's going on?
standing on mirage
someway
月の真下

E.C No way,Yes way

・・・・・・

1か月ぶりのライブは平日ワンマン。
中休み無し。OA無しで全力トライ(笑)
お越し頂いた皆さん、ブラシスのマービーさん&オギさんに心より感謝。

当日は朝から電話、来客の多い日。
仕事終わりの直前まで電話という「対応」の一日。
そんななか久しぶりに昔の音楽仲間がイチジクを持って来てくれた。
元気そうで何より。感謝です。

バタバタと準備をし電車に乗る。
サラリーマンと学生でごった返す車内。
三宮に着き、歩くブラシスまでの道は金曜とあって飲みに来た人達で賑わう。
さっきまで工場で仕事をしていた自分から切り替える時間。
全て久しぶり。

初めましてのお客さん。久々に会えた方。いつも来てくれる方を前に全力投球は出来た。
こんなカンジでまた徐々に戻していこう。

2日前に思いついたカバー曲はGLIM SPANKYの「闇に目を凝らせば」。
大好きな曲なので、これからもたまに演奏したいなぁ。

帰路でm.a.c.aの話をさーさんと。
また楽しみな事が増える。

2018-09-27

アトリエインカーブ初訪問

 長いお付き合いになるアトリエインカーブ。以前からお願いしていた訪問が叶った。
写真は製作途中のビーズ作品。作家さんは朗らかに山盛りのボタンやビーズを見せてくれた。

知的障害のある人たちのアートでの自立を支援するアトリエインカーブ。
他の福祉法人とはまた少し違った活動内容で、メディアにも多く取り上げられている。
15周年を迎えられたインカーブの林さんから色んな話を伺うことが出来た。

自分がやりたいと思っている障害のある人達と「働く」ということ。
そこから「学びたい」という気持ち。
動機と経緯などを聞いていただいた。

お話を聞いているうちに自分の甘さを感じたが、林さんの「田中さんなら」という言葉に妙に嬉しくなった。
じっくり情報を得て、長く続けられる貢献・支援、自分が出来る事とは?の答えを探りたい。
お土産にいただいたインカーブで出版されている書籍と、販売されている手ぬぐい。
じっと眺めながら今日会った人たちの顔を思い浮かべる。

彼らの偽りのない目。
そこにどう自分が写るのか、などというくだらない不安はきっと見透かされていたに違いない。

納品も兼ねての訪問ではあったが、すでに学べた事があるなぁと帰路の車内で一人雨空を仰いだ。

余計な「自分」は捨てないと。

2018-09-24

ni to oi 2018 Autumn

 天神橋にあるアートギャラリーフジハラで開催されている「ni to oi 2018 Autumn」へ。
9名の作家さんによる写真・映像作品がズラリと並び、好天の初日とあってかなりの賑わい。

中でも今回額装担当させていただいた小河康夫さんのオーロラの作品は、まるで酷寒の現場にいるように揺れ動くオーロラを感じた。
フレームを用いない作家さんも多いし、必要で無い作品も多々あるけれど、フレームに納めることで作品の説得力も増すこともある。
今回は他の作品を見てそんなことを感じた。
 建物自体がクラシックなアート感が滲む佇まい。壁画もとても素敵なギャラリーだったなぁ。
 すぐそばにある天満宮に寄り道。先日の伊根旅行以来、寺社めぐりに興味のあるお年頃。
外国人は少なく、赤ちゃんを抱いた若い夫婦やバス旅行の老人たちが沢山参拝に来ていた。
 とても広い境内。とても美しいこの渡り廊下(名前忘れ)の底面には、端から端までずっと彫刻が施されている。ガイドさんが居れば説明を聞きたかったなぁ。また来よう。
秋雨の晴れ間。
素早く流れる鱗雲と青さが深まる空の色をただ眺める穏やかな時間。
遠くに出かけなくとも町中にこんな景色もあるんだなと。

この3連休はしっかり休んだ(3日目の今日は救急車で運ばれたけど)。
明日からまた熱く。かつ穏やかさを加えて頑張っていこう。

2018-09-21

光16歳


仕事で帰宅が遅れた自分を待ってくれて、ささやかながら末娘の誕生祝い。

明るくまっすぐ。
すっかり大人びてきたけれど、いつまでも残る「ひかるらしさ」は健在。
いや。むしろ拍車がかかり手に負えない不思議少女っぷり。

わがままを言わず、母を思いやり、兄姉を慕い、静かなガッツを持つ末娘。

青春を謳歌して欲しいな。
このまま光り続けておくれよ。

生まれてきてくれてありがとう。


2018-09-20

清華堂訪問

 中央区にある表具・表装の清華堂さんを訪問した。

某ギャラリーで田中額装のフレームを見て気に入っていただき、この夏に工場訪問してくださった。
身に余る言葉をいただいたが、今回の受注は小さなパネルのみ(笑)
納品の帰りにパネルを持って伺った。

美術作品の補修も手掛け、紙の事なら裏打ちから黄ばみの洗いに至るまで守備範囲の広い会社。
社長もとても気さくな方で工房内を案内してくれ、色んな話を聞かせてもらった。
他ジャンルの仕事場に行くとワクワクする。特に見たことのない機械や、使いこまれた道具に興味深々。
この刷毛も用途により使い分けられる。ほぼ同じに見えるサイズのものでも仕上がりは違うとのこと。
それらの話をしている社長の目がキラキラしているのがとても「かっこいいなぁ」と。

難しいデザインのフレームの相談を受けた。
久々にルーターで削りまくることになりそう。


小さなフィールドで生きる人が語る全てを悟ったような意見。
誤認識甚だしい「業界」のうんちくは聞くに堪えない。
これからのアートはアーティストが生んでいく。
我々職人は更に深く仕事を知り、道具を知り、広げた知識と経験を以ってアートに関わらねば。

などと再び仕事モードに火が付く秋雨の夜。

2018-09-17

天橋立バス旅行

 お疲れ気味の自分を気遣ってくれ、急遽決定した日帰りバスツアー。
西梅田公園に早朝集合し、中国人ご一行に混じってバス旅行を満喫。
バスに乗り込んだ瞬間から「もうすでに楽しい」を連呼した一日。

 最初に訪れたのは憧れの伊根の舟屋。船で伊根湾をゆっくりと一周。
若干騒がしい連中と、けたたましいカモメのおかげで説明アナウンスは全く聞こえず(笑)

今の船の大きさに合わせ、改築されたのだろう(多分)

屋根の低い舟屋はほとんど使われていない様子(多分)

アナウンスが聞こえなかったので分からないけど。



行きたい!と思ってた場所に来れた満足感。

次回は泊まってみたいなぁ。
中はどうなってるのかなぁ。
などと余計に興味が増した。



元伊勢籠神社へ移動し昼食。
松花堂弁当と焼きアワビを10分で食べ終え、ケーブルカーに乗り笠松公園へ 。

かわいい系キャラのかさぼう君。
ノーコメント。










せっかくなので。



バスに揺られ対岸の知恩寺へ移動。
知恵の神様・文殊菩薩を祀っているお寺。
大学入試に向け受験勉強に勤しむ甥の合格祈願とお守りを。





鎌倉時代につくられたという狛犬。








美しい手水舎 。
犬が嬉しそうに水を飲んでいた。




重要文化財の多宝塔。
室町時代(1500年代)建立。
望遠レンズで作りをマジマジと観察。


最も興味深く楽しめた土産物屋。
絹てまりが風にユラユラと揺れ動く。

欲しいてまりは高価過ぎこの日は断念。







行きも帰りもバスの中ではグッスリ睡眠。
家族の思惑どおりに「のんびり」と過ごした一日。
この歳まで興味が湧かなかった「景色を楽しむ」という旅。
この歳で気が付いた寺院の造りを眺めるという楽しみ方。
その地に住む人たちの言葉、空気の違いなどが妙に楽しいのだ。

早速次のバス旅行を検索中。

2018-09-16

Still Remained

堀江にあるTEZUKAYAMA GALLERYへ初訪問。

時折小雨が落ちてくる土曜日の午後。
久々に歩く堀江の景色にキョロキョロしながら向かった。

すっかりお得意さんになったギャラリーオーナーの松尾氏。
波長の合う方で打ち合わせは毎回スムーズに進む。

いつもは工場へ来て頂いていて「一度伺います」がようやく今回叶った。

2エリアで同時開催の展示があり、本日はトークイベントも開催され、小一時間程参加。
作家の「声」を聞き、想いを感じることが出来た。


栗棟美里さんの展示タイトル「Still Remained」。
今回の額装を任せていただいた。

モノクロの写真であり版画でもある作品。

 色んな説明を受けてから眺めると、また感じ方も違って説得力が生まれるけど、初めに工場で額装した時に感じた「厳しさ」みたいなものをこの日も感じた。


フレームを用いないパネル作品が壁一面に並んでいて、そちらももっと見ていたかったけどトークイベントが始まってしまい断念。また会期中に訪れたいなぁ。

もう一つのエリアで開催されているのはスロバキアの作家のLucia Tallovaさんの「Island of Time」。

写真から噴き出る布や紙が立体作品となり、見る人の想像力に問いかけるよう。
箪笥の引き出しをフレームに見立てた作品や、コンパネのフレームも効果的。
「フレームを用いたインスタレーション」のヒントを沢山得たような気がする。


ドイツのフレーム職人のものだと教えてもらった。
全然負けてないなと自画自賛。

2018-09-11

ようやく

朝晩の空気が明らかに秋めいてきた。
先日の台風以降、雨続き。今日はやっと晴れ間も見えて夕焼けも見れた。

工場の電気工事の請求がやっと(笑)届いた。
これでようやく全ての支払いが完了。なんとか追加借り入れ無しで乗り切れた。

電気工事をしてくれた幼馴染とそのまま2人で飲みに出た。
彼も休み無しで働いて、のんびり飲みに出るのも久々らしい。
小学校の頃の思い出話、お互いの子供(子供同士も同級生)の事、これからの事など話題は尽きる事無く2時間飲み放題の店で5時間飲み続けた(笑)卓也サンキュー。

この連休はギャラリーのレセプションに参加する。伊根へ日帰り旅行にも行く。
5月から続いた仕事の激流もようやく落ち着き始め、戸惑いつつも元のペースに戻そうと努力中。

ようやく。
その言葉が似合う。

2018-09-10

Kick Over

 伊丹にあるワインバーWinnerで行われたKick overのレコ発ワンマンを見に行った。
知り合いの女性ボーカルバンドの中でも一目置いている素敵なバンド。
客席も満席。数名の知り合いとも会えて良い夜になった。
道に迷い過ぎ1stステージ終了寸前に到着。道中大雨にやられた事を除けば(笑)

ギターのジュウオさんのキャラとは違った繊細な音作り。
ベースの竹内さんの派手さを抑えたベースライン。
ドラムのサミーさん(美人)のメンバーの空気を読むリズム。
そして何よりボーカルAncoさんの歌声は聴いていて最高に心地よい。
全員に感じる共通項目は色気。良い意味の大人のバンド。
Ancoさんの弾き語りも見れた。
情熱的で彼女のベースを垣間見れる素晴らしい演奏。
この日誕生日のボーカリストの気持ちの籠った歌声が会場に響く。

ひと時仕事を忘れ(忘れてないけど)、のんびり演奏を聴いた土曜日。
自分も頑張らねば。

2018-09-01

長女ラストダンス

長女の高校の文化祭に参加。引退したダンス部の有志で行われるステージを見て来た。

朝から生憎の雨天。
早朝から髪をセットしてる長女を高校まで車で送り、帰宅後どうしても発送しなければいけない商品を梱包(前日徹夜)。無事任務完了。
なんとか最後の晴れ舞台を見届けることが出来て嬉しい。

世間で話題になっている有名な高校のような大きなステージには立てなかったけど。
顧問先生に恵まれず、練習場所や大会などへの不満は最後まであったけれど。
それでも大事な仲間と共に色んな苦楽を味わい、「ダンス」に青春を燃やした長女。
普段はポヤーっとしてるのに、ステージに立てば豹変。
これは小学校のミニバスから変わらない。自慢の娘。ありがとう栞。


来年は保育士を目指し短大へ進む事に決めた長女。
いつまでもこの仲間のことは忘れずに。
そしてまたダンスにも向き合える時が来れば、君の雄姿を見せて下さい。