2026-08-31

52ヘルツのクジラたち &マスト位置確認

風待ち読書時間が増えたおかげで、本棚に並んだままの本を2日で読了。
映画を先に見て「原作を読みたい」と思って、初めて読む町田そのこの小説。
内容はヘビーだけど、女性らしい人間描写の細やかさと、しなやかさを感じる素敵な物語だった。

現代社会の闇の部分をベースに、か細くとも逞しく成長する主人公の様が素晴らしい。
映画も良かったのだけれど、原作の世界は更に深く広く悲しい。
「オンナの友情」はやはりこんな風に母性が混じるのだなぁと。

主人公のキナコが泣く度に、シクシク涙しながら読んだ。
駐車場で横を通り過ぎる人達にジロジロ見られていたように思うが。
また新たに好きな作家が増えた。嬉しい。

 ・・・・・

雨上がりブローを期待して土曜日は海へ。
この日のテーマはUCSを想定して「900のフォイルで浮かせる練習」。
もう一度パンピング+ポンピングの基礎に立ち返り、空白部分を埋めたい。
そして「マスト位置を色々試す」。これを軸に。

5時に目覚めて予報&リアルタイム風速をチェック。
予報が外れるだろうと確信して急遽甲子園行決定。
7時着で8時から練習開始。

すぐに岸に戻って位置変更が出来るように橋手前で。
最初は取り合えずウォーミングアップを兼ねて1100にハイアスリア。マストは8番で開始。
ジャスト~アンダーのブローでジャイブ。うねりに引っ掛かり落水。これを繰り返す。
この「ひっかかる理由」を探りたくて、岸に戻り寺前さんの元へ。

神説明だったので覚書。

・ひっかかる理由はノーズが下がってるから。あとはリフトの高さ不足。
なぜノーズが下がるか→マスト位置が後ろ過ぎてジャイブ途中の失速でノーズから下がっていく。

・マスト位置が後ろ過ぎる特徴→重心バランスを取るために板の後方で乗るクセがつく。
フォイル抜けは回避しやすいけど(スピードは出しやすい)、浮くまでにかなりな労力を要する。

・前にする利点→同じく重心バランスを取るために前乗りになる(ブローを前で受けられる)。結果フォイルも抜けにくい。

有井さんは何かの板とパイプを持って来てくれて、分かりやすくレクチャー。
たしかに乗る位置が変わっていく。

諸々の説明が非常に腑に落ち、アドバイスどおり12番にチェンジ。
フォイルも900に変更。
ここから1cmづつ後に変えて、感触を掴みたい。

即出艇し橋手前へ。
前に乗れるけれど、スタンスが非常に狭く窮屈。
浮きやすさは微妙。ノーズから上がり、前足でフラットに戻して加速する「初心者ボード」時代の乗り味。

1時間試して11番に変更。湾内は凪状態でテストはアウトで。
非常に乗りやすく、アンダーでも走らせやすい。抜けも皆無。
ジャイブの後半でも抜ける事無く、良い感じ。
アウトもブローが落ち始め、一旦岸へ戻り休憩。

良い感じで、イメージが掴めた事を寺前さんに報告。
「UCS貸してあげるから使い」と言ってくれたけれど、今日は自分の道具で変化を感じたいのでそのまま続行。

ブロー待ちしていると野沢さんの姿が見え、追いかけて話し込む。
本当久々で嬉しくて子犬のように付きまとった(笑)
色々試している事を伝えると嬉しそうにしてくれた。本当いい人。

そして目的の10番に変更。この位置がベストという寺前さんの進言をテスト。
アウトはジャスト~アンダーながら安定して吹いていて、うねりもやや大き目。
10番は以前と比べると違和感も無く、浮かせてからの重心移動も容易で加速させやすい。
うねりのパワーで数回抜けたけれど、スピードも出しやすく、ジャイブの失速の後始末もしやすい。

1時間くらい経過したころに寺前さんもアウトに。
これはまだ帰れない(笑)結局ブローが落ちるまで乗りまくってテストした。
タックも1度だけ成功。浮いたまま抜けた。
ジャイブはかなりの成功率だったが、トゥーサイドで乗り続ける際に前のクセが出て後足荷重になっている様子。数回フォイル抜け。これも原因が分かった。

5時まで乗ってこの日は終了。思ったより乗る時間も長くとれて、予想以上に収穫があった。

UCS導入が近くなってきた予感(また借金が増えるが)。

2026-08-27

UCSテスト

 

日曜日のSTAR BOARD試乗会でお借りしたUCSが違和感だらけだった。
寺前さんに伝えると「俺のセットで乗ってみ」とのお言葉に甘えて再試乗。
南西6m予報の水曜日に忘れ物(ブーツ)を引き上げついでに。

4時半に目が覚めてしまい(ようやくキチンとブローが入る予感で)、6時出発7時半着。
朝はノーブロー。持参した本を読みながらスプーキーが開くのを待つ。
読書に夢中になり気が付けば10時半(笑)急いで店へ向かい、アドバイスを乞う。

UCSに違和感がある事を伝えると「今使ってるフォイルが浮きやす過ぎるだけ」と。
マスト位置、ブローに合わせたフォイルセレクトなどの基礎知識を改めてレクチャー。
午後から1時間使用させてもらう事になり(3時までずっと使えと言ってくれたが)、とりあえず自分のフォイルをセッティング。
1100にノーマルリア。それを寺前さんのフォイルの重量を比べると自分の方が軽い。
マストが10センチ伸びるとやはり重くなるのだと実感。

11時半頃から見切り発車で練習開始。
アウトはブローが入り始めていたので、出て行くつもりで橋手前へ。
しかし風向きが厳しく、なかなか浮いたまま出れず。アンダーでは橋越えが上手く出来ない。
数回リセットしたけれど、諦めて橋手前でジャイブ確認。
日曜日に違う道具を使ったせいか、下手になってしまったような気分。何度も失敗。
うねりに足をとられて派手に転んで、右肩関節負傷。激痛で腕が上がらない。
一旦アイシング休憩。

痛みは取れず、じっとしてると肩が固まってしまい、余計に痛む。
ド根性で2ラウンド目は寺前さんのUCSを借りて出艇。

アンダーではあるけれど、いつもなら浮いてるはずのパンピングを加えても上手くいかない。
浮いてからもジャイブ中の失速でタッチダウンしてしまう。
何かが違う。うーむ。

痛みを忘れて猛烈パンピング。2度程ようやくいつものジャイブが出来たが、トゥーサイドで走り続けられない。やはり難しい。

2時になり返却の為、店に戻り、寺前さんにアドバイスを乞う。
色々状況を説明すると「マスト位置何番?」と聞かれ「8にしました」と返事をすると「それや」と。
初期型グライダーとはリフト性能が違うので、いつもより前にしないといけないらしい。
「10番より後ろはNG」との事。
「まだ使っていいからもう一度試してみ」と言ってくれたけれど、まず今日の感想を整理してからと思い次回に。

覚書
・パンピングとポンピングの組み合わせを再確認すること。適当に動いてないか?

・走り始めてからのポンピングは前足を前に蹴り出すイメージで加速。
落ち着いたらストラップ後方に前足を移動。

・アンダーでのジャイブの動きをもっと正確に。ウイングを返すまでブローを入れて走る


書いてるうちに、一度通過済みの経験だったと気づく。
「当たり前」のレベルが低い間に「慣れ」だけでこなしていたなぁ。


湾内でも練習になるくらいに、ガスガスながらブローが入っていたので、自分のフォイルにチェンジして3ラウンド目開始。
ジャイブメインで動きの確認をするが、いかんせん浮いたままでいてくれるフォイルのお陰でバグが見つけにくい。うーむ。

給水休憩後、4時から寺前さんが出艇するのに合わせてラストラウンド。
少し落ちたけれど、走るには十分なブローで湾内練習。
最後はタック特訓。
なぜか確率で言えば5割の成功率で乗り換えられた。浮いたまま抜けれたのも3回程。
肩が痛くてモーションがコンパクトになったのが良かったみたい。
ブローが落ち、日も暮れ始め、5時にてこの日は終了。

楽しむよりも「上手くなりたい」が勝っている今は、課題と負荷が必要。
じっくり研究して最適なUCSを選びたい(買う気満々)。

2026-08-24

南西微風2DAYS

 

週末2日間は弱い南西予報。吹く日が全く無かったので4m予報にもがっついて海へ(笑)
タイミング良く、注文してたウイングが届いたので引き上げも兼ねて。

22日(土)
いつもどおり早起き。8時には甲子園着。
気温が高いのでセッティングも後にして読書。9時になりスプーキーへ。
寺前さんと少し話ながら「またAPEXだったら嬉しいですわ」と冗談。
「福引やないねんから」と笑いながら「箱ごと置いてあるよ」と指を指した先の箱を見て爆笑。
ケースにも中身も「MANTIS APEX」と堂々表記。
「まじか」と笑うボスを前に、箱に向かって合掌(笑)

中々ブローも入らず、知り合いも現れず、11時過ぎに早めの昼食。
少しそよそよとしてきたので持参した8.0のセッティング開始。
ブームが存在しないと聞いて、ハーネスラインを代用してみる事に。
上手くいくか色々予想しながら膨らむのを待っていると異音が。
バルブ根本が少し裂け、エアが漏れている(涙)
そこへ知り合いが続々登場。事情を説明すると「また?」と気の毒そうに顔をしかめる。
かわりにウイングが最上機種だった事を伝えると「また?」とみんな笑う(笑)
片岡さんに店のスクール用ウイングを借りようかと相談すると「せっかく4.0来たならアンダートレーニングをしてみたらどうか」と神アドバイス。
一気にやる気になり4.0で乗る事にした。

1400のフロントにハイアスリア。マストは少し前にして7番のアンダーセッティング。
2時過ぎまでブロー待ち。ようやく超アンダー&ガスガスブローが入り始め練習開始。
ウイングは超軽く、硬い。パンピングのレスポンスが素晴らしく良い。
パンピング練習特化と急遽決定し、何度も何度もパンピング。
過呼吸になってしまい10分程若干パニック。久々。

結局4時頃までで3本程走れたのみ。ジャイブどころか走り続けるので精いっぱい。
バテバテでギブアップ。足も腕もパンパン。

その後アウトで少し吹いたみたいだけれど、「良い運動になった」と言い聞かせて帰宅(笑)


23日(日)
前日にちなつさんから聞いてたスターボードの試乗会があるので、この日も早起き。
8時から読書。
号泣する自分の横をサップやウイングのスクール生が沢山通り過ぎる(笑)
そこへコージさん登場。「今日はアウト行きますよ!」と元気な笑顔。

前日の夜は8.0を購入した群馬のM styleにメールをしたが、対応の下劣さにイライラしたまま眠った。2度と関わる事はないけれど本件についてはキッチリさせてもらおうと思う。
そんな事を少し思い出してしまい、気分転換に岸へ。

洗い場には既に様々な新型ボード、ウイング、フォイルが並べられていて、ワラワラと人が集まる。
「ぼくたち餌を撒かれたハトみたいですね」と笑い合いながら2027モデルのボードを物色。
現れた駒井さんにフォイルのレンタルを申し込むと快くセッティングしてくれた。
セッティング済みのフォイルをボードから外し、未知のUCSを取り付けた。
「田中さん用にセットした」と説明を受けた道具はグライダー3の1050、アルミヒューサレージ、リアは120くらい(忘れた)の小さなもの。そしてマストが最上位の88センチ。
「これで試して下さい」と言われ、まだ吹いてない中をワクワク出艇。

まるで違うスポーツをしているかの如く浮かない。
いつもならギリギリ浮かせられるアンダーブローで、浮き始めのポンピングと高速パンプを加えても走らないのだ。
汗だくになり、また過呼吸気味になり(季節的なものかも)一旦休憩。

クルマの日陰で休んでいるとマルちゃん登場。
朝からゴルフ、お母さんのお世話の後で来たという。本当にパワフルなパイセン。
新車を見せてもらい、色々話をして休憩終了。

駒井さんに別のフォイルをお願いしグライダー3の1250、リアは180にチェンジ。
アドバイスのままマスト位置も2つ前の10番にして2ラウンド開始。

橋手前に行くとコージさんがアウトへ出ようとしていたので、付いて出る事に。
午前中もノーブローの中を出て行かれて「出れた!」と喜んでいたのが嬉しかったので、次はアウトで走れたらなぁと。人の事を考えてる場合では無いのだけれど。

アンダーながらアウトはギリギリ走るブロー。
なんとか出てこられたコージさんはうねりと格闘。
アドバイスに行こうかと思ったけれど、これは人に言われて分かる事では無いので静観。

入ったブローを逃さずパンピング。駒井さんから教わったポンピングのパワーのかけ方を意識して、うねりの間を狙ってようやく走り始める。
88センチマスト。6センチしか違わないのにフォイル抜けは皆無。途中「抜けるか?」という瞬間も堪える事が出来る。マストは88に決定かも知れない。

ブローは足りないので加速して突っ込む。ランニングを越えたあたりで著しく失速。
初心者ボードの時のように水平に「ドボン」と着水。うーむ。

水を持参してくるのを忘れたので1時間で一旦岸へ。すでに3時半。
給水休憩をしながら4時過ぎてからのサーマルに期待をしてると、コージさんが後片付けを始めた。
クルマまで行き「出れましたねー!」と一緒に喜んだ。
チャレンジしたこと。それが嬉しかったのだ。
アウトに出る事が目的では無く、アウトでなら乗れるブローがあるから出て行くのだと伝えると「そうやねー」と真面目な顔に(笑)
「へっぴり腰で、がに股で一回も走らなかった」とヨーコさんにからかわれると「サメおると怖いから落ちたくなかった」とマジ顔で言うコージさんに爆笑。
少しだけ(生意気に)フォームのアドバイスをし、重心と荷重の事を伝えると「来週試す!」と意気揚々とされていた。こういうのが嬉しいなぁ。

4時になってもブローは上がらず、アウトに出てた人達も湾内に戻っていた。
自分も30分だけラストセッション。

ブローを探してチマチマ動き、ようやく捕まえたアンダーで走らせる。
謎にピンポイントで吹いてる地帯があって、そこで加速。ジャイブ。
ようやくいつもどおりのジャイブに近いものが成功。
その後も数本走り、5時前でタイムアップ。

駒井さん、寺前さんに色々と話を聞いた。
駒井さんには「5.5であそこまで走らせられるんだから」と褒めて貰ったが、UCSに違和感しか無く、3段階くらい下手になった気分と伝える。
「乗り方が古い道具のままじゃ無理で、新しい道具に合った乗り方がある」という神説明。「平日も来られるなら、何種か置いて帰るのでまた試して下さい」とありがたい話。

まだ意識が通ってない部分が多い事を知れた事。
なんとなくで乗れていただけだという事。
バグだらけだと知れた事がこの日の一番の収穫か。

この夏一番の高温だったという。気温に負けないくらいの情熱をもってまだまだ!
頑張れ俺。


2026-08-20

オールオークフレーム

 

作家のドミニク・ルトランジェさんから今年2月にプレゼントに頂いた絵画をようやくフレーミング。

気軽に渡されて、中身を見て驚愕し「こんな高価なもの頂けません」と言ったけれど、「誕生日プレゼントね」と笑うドミニクスマイルに負けて、ありがたく拝受。

500mm角くらいの木製カンバスに描かれた初期のタッチの作品は2024年製作作品。

アクリルと鉛筆。銀色に光る下半分が暗い川にも見える現代アート。

負けないフレームにするために全てオーク材でフレームを作った。

リビングに急に高級感が出て、掛時計を外して一番良い場所にかけた。
ドミニクさんに感謝。

2026-08-17

お盆最終日

 

お盆休み中は全く無風続き。したがって仕事ばかりしてた(笑)
最終日は早朝から昼前まで少し東風が吹くという予報に合わせて海へ。
前日10時に寝て、3時半に目覚め、4時半に出発して、6時から練習。元気。

妻に改造してもらって、ハーネスがベルクロ固定になったのもテスト。
前回のアドバイスを活かしたタックが課題。
ともに「吹けば」の話だけれど。

ハーネスラインを付け直した5.5、フォイルは甲子園セット。
スタート時はジャスト~アンダーのガスガスブロー。
猛烈パンピングで浮いてからもずっとポンピング。これは疲れそう。
2~3本走って、ジャイブがどうにかこうにか出来るくらいのブローに「予報と違う」と一人ごちて一旦休憩。

即再開で7時から2ラウンド開始。
同じようなコンディションに悶々としてるところに久々のコージさん登場。
どんどん風が弱まり再度休憩。
8時から3ラウンド開始してみたけれど、やはりブローは上がらず。

9時になって少しづつ人が増え始めたけれど、ほぼ無風に近い状態。
スプーキーの店先に居たボスと少し話をしてる間に思い出した用件を伝えた。
「2026モデルのウイングのマークダウンはまだでしょうか?」との問いに「せやった!」と慌てて確認してくれて「マークダウンしてるし4.0あるわ」と嬉しい報告。
ついでに「2024年モデルの8.0用のブームはあるか確認して欲しい」とお願いした。

タバコを吸って、メンバーさんと雑談してるとボスから「10月にブーム入荷予定らしい」と迅速な回答。4.0の在庫の件も含め「盆休み明けたら電話でキチンと確認して連絡する」との事。

買い物ばかりしてるなぁ(笑)

長い休憩の後11時くらいから4ラウンド開始。
若干強いブローが時たま(本当に時たま)入り、ようやく練習っぽい事が出来た。
ハーネスをかけてもベルクロが剥がれる事もなく、ハーネス改造は成功。
前回教わったタックの出口での足技もまぐれで上手くいき、ぎこちないタックだけど浮いたまま走り抜け成功。
岸付近の超アンダーポイントでのジャイブは片岡さんが動画を撮ってくださって、「寺前さんも上手いって褒めてましたよ」と嬉しいお言葉。
そしてそのままノーブローで昼食休憩。

何度も休憩し、何度もパンピングし、この日は4時まで粘ったけれどその後ブローが上がる事もなくタイムアップ。
ここまで予報が外れると笑えるレベルなのだ。休日で良かった。

片付けをしてるとメンバーさんが「上達スピードが早すぎる」と褒めてくれた。
中身はスカスカだと自負してるので、甘んじることなく練習あるのみ。

なんとかこの冬までにタックをマスターしたいなぁ。

2026-08-15

ドラセナ

 

久々にホームセンターの園芸コーナーへ行ったので購入したドラセナを窓際に。

黒くて小さな鉢が欲しかったけど思うモノが無く、手持ちの鉢を黒塗装。
2個並ぶとモダンな雰囲気になって、とてもいい感じ。

お盆は特に出かける予定も無く、風も吹かないので工場でノンビリ仕事。
朝晩は急に涼しくなって、空模様も心なしか秋めいてきた。

のんびりとでもやるべき事があって、楽しみな事(風が吹く日だけだが)もあって、なにより健康でいられる事に感謝。

色々と成長を自覚出来た夏がもうすぐ終わる。
一年間が過ぎるスピードに驚くけれど、しっかりついていけてるのが嬉しい。

2026-08-12

北風~タックへの道 vol.5

 

台風の影響で残った北風。
アベレージ7~8mの予報にワクワクして5時起き。

前日に完成した上段ラック底パネル。
これでフォイルケースが下段ラックの骨に引っ掛かる事も無く、耐久面もグレードアップ。
最初からこうすればよかった(笑)

7時着時点ではやや予報より弱いブローだったけど、とりあえずセッティング開始。

ビーチクリーン中のラナイズの藤井さんを捕まえて、タックのレクチャー。めちゃめちゃ親切に教えてくれた。

12時手前で失速するのを何とかしたいと伝えると、「まずはそこまで回して板を落とす事。その時に真っすぐ平行に板が落ち、真っすぐ乗れていることから始めてみてください」と。

一気にやる気が燃え盛り、ブロー待ちがてらウイング操作の陸トレ。
そうこうしてる間にブローが入り始め8時過ぎから練習開始。
最初は1100のフロントにノーマルリア。マスト6番で。午後から上がればフロント900にチェンジ予定で岸に準備。

前日からの北風のお陰で水がヒンヤリ。吹いた割に澄んでて秋みたい。
無人の海を独り占め。

ジャストくらいのブローでまずはウォーミングアップ。
普通のジャイブから、フルスピードで入るジャイブ。イメトレしたヒールサイドリーンを加えて。いつもどおり出来てる事を確認後は課題のタック特訓に。
藤井さんに教わったとおり、加速してラフ。ウイング持ち換えで真下にタッチダウン。
「落とす」事だけを意識すれば全く問題無く出来た。つまりここまでは出来ているという事か。時間は十分あるので体力温存。1時間で一旦休憩。

隣に山口さんが入ってきて挨拶。「早いですねー」と笑われながらも、ブローを見て「早くセッティングしますわ」と(笑)
9時過ぎから2R開始。

ジャイブ封印でタック特化。一つ先の動きを発見するべく何度も落ち、ボード上で動きを整理。10m越えのブローを浴びながら山口さんと二人だけの湾内で猛特訓。
10時過ぎで一旦休憩。

店先に居た寺前さんと少し話をし、10時半から少し落ちかけたブローで3R開始。
大きな音がしたかと思えば山口さんのウイングが破裂した。セルフリペアを繰り返してたリーディングが見事に裂け、ブラダーも大破。他人事じゃなく悲しい。
そのまま超アンダーでガスガスになり11時半に昼食休憩。

たまに入るブローを見て岸へ行ってみるが、なかなか吹きあがらない。
寺前さん曰く「昨日と同じ感じやから3時くらいから上がるはず」との事。
でも待ちきれず(笑)1時過ぎにフォイルを900にチェンジして4R開始。

前回好感触だった900にもっと慣れたくて、アンダーの中をパンピング。
慣れてくれば1100と違和感なく浮かせる事が出来るようになってきた。
スピードも上がるのでブローとブローの間も走り続けられて楽かも。
そんな事を感じてる間にガスティながらブローが上がり始めた。
満員御礼の湾内で隙間をぬってタック。なかなか向上しない。

2時過ぎに長めの休憩。2時半から5R開始。
危ない落ち方をしながらもフルスピードで臆する事無くラフ。タック。撃沈。
しかし明らかに最初より12時を超えて浮いてる時間が伸び始めている。
何かを掴みたくて何度も何度もトライ。
膝と肘が痛みまくりで3時半に一旦アイシング休憩。

山口さんと「朝一に乗ってて良かったね」などと話しながら、ラストラウンド開始。
数回浮いたまま抜け、そのまま走り続けられた。これは初めての事。
しかし湾内でタックをしてる有井さんとは別物。スムーズさが無い。
まだまだ!と加速してると衝撃で前に飛ばされた。
左レイルに後ろから来たウイングの爺さんに当てられた。
反省も詫びも無く、「どこで曲がるねん」と声を荒げる老害。
後方から来て突っ込んできた未熟者(人として)に呆れて無言。
というかどこの店のメンバーか分からない(スプーキーメンバーだと後々めんどくさい)ので黙ったけれどイライラマックス。
一部始終を見てた片岡さんと別の方が「大丈夫ですか?」と声をかけに来てくれたけれど。
顔に出てたんだろうな(笑)
気を取り直して。残りの風を捕まえてタック特訓。中々進歩無く5時過ぎにタイムアップ。

岸へ戻って先ほどの爺さんを探すと奥のsea youのメンバーみたい。
若干睨みつけながら(笑)しっかりチェックした。
ニールの紫ウイングの爺さんにはこれから要注意なのだ。


洗い場で有井さんが「いつのまにタック練習始めたんですか」と話しかけに来てくれた。
全くレベル違いなので「全然出来て無いので頑張ります」と伝えると「僕はジャイブに2年、タックに2年かかったのに」と驚いてくれた。
そしてそこから神レクチャー。記す。

・ウイング操作だけでは12時を越えない。11時半くらいでボードの回転は止まる。
そこからはストラップに入れた前足の踵とグイっと風下に捻る感じ。
持ち換えの前に古い前手にウイングのパワーを感じられるはず。
それから一気に持ち換える。


つまり

ウイングを進行方向に(背面)に掲げて、ボードをラフさせながら無風を感じた瞬間に足を使う。

すごくすごく感動すら覚えるレクチャーに心より感謝。
一気に数センチ成長した気分。もっと早い時間帯だったら即試したのになぁ(笑)

よく話すメンバーさん達にも褒められ、ウイング激突爺さんの嫌な事は忘れた(今日は思い出してる)。
良い気にならず精進あるのみ。

まぁまぁなスピードでこの楽々フォームに。進化してるのは確か。
まだまだこれから!




2026-08-08

オーバーテストライド

 

台風の影響で珍しい東風8~13m予報の木曜日は海へ。
「オーバーに強い」という新しいウイングのテストを兼ねて、久々に湾内のフラットウォーターでタック練習を。

朝5時起床で7時半に甲子園着。8時から乗り始めた。
到着時には既に2名の先着が居て、やや北よりの東風がビュービュー吹いてる状態。
まるで一つ季節が進んだかのような涼しい朝。

この日はオーバー覚悟で5.5に乗るので、フロントフォイルは久々の900で。
風が落ちれば1100に変更するつもりで準備も万端。
リアはノーマル、マストは6番で1R目は感触を掴む為のウォーミングアップ。

前に「浮きにくい」と感じた900のフォイルだけど、さすがに4.5ジャストくらいのブローであれば余裕で浮く。
スピードも出しやすく、抜けにくい。
ウイングも評判どおりオーバーでも崩れない感じ。
何より軽い。
アビームくらいで数回往復し、ジャイブ。久々のフラットに舐めてかかったわけでは無いが、まさかの失敗が続き、気を引き締め直して。
9時半までの間に納得のいくジャイブに戻ったので給水休憩。

「午後から安定」と風予報をアテにしていたけれど、タバコを吸ってる間に一気にガスガスに。
それでも入るブローは10mクラスなので、もったいなくて2R開始(笑)
吹いてる場所と無風ゾーンが顕著になり、止まってる人も多い(平日なのに賑わい始めた)。
ブローを捕まえ加速。900のスピードとウイングの軽さで無風ゾーンを突っ切って次のブローへ。しかしあまりに無風ゾーンが多くなってきて11時半で一旦早めのランチタイム。

駐車場で隣に入ってきた石川さんと色々話ながらの昼食。
何故かとても気に入って下さっていて「遠征一緒に行きましょうよ」と何度も誘ってくれた。
本当に楽しい人。

12時半頃に橋手前あたりにブローが入り始め3R開始。
そこに集中して人が群がっている(笑)
1時半までピンポイントのブローを捕まえて走るのみで、ジャイブも出来ないくらいのアンダー。予報ハズレ。1時半で休憩に。

2時までブロー待ち。
少し暗い雲が広がり始め、なんとなくの予感にかけて4R開始。
そろそろタックに集中。
めちゃめちゃ久々のタック練習は、動画&イメトレで完成形を叩きこんだけれど、やはりむずかしい。落ちまくって3時半で給水休憩。

石川さんが「まだ乗るの?」と驚いていたけれど4時前から最終ラウンド。
ブローが再び安定し始め、タック特訓。

上手くいかないながら、少し意識が通い始めた部分もあり、そこまでを叩きこむべく落ちまくり。

一度だけ浮いたまま抜けれたけどフォームもなにもかもめちゃめちゃなはず。手のマメ、左大腿、両腕が限界で5時前にて終了。

デッドゾーンまで回って、ウイングを持ち換えると、元の方向に戻ってしまう。
ジャイブの練習時もこんな時期があったなぁ。などと思いながら「いつかできる」と確信。

覚書

肩を入れて腰ごとターンする事と目線を意識。

キャッチしたウイングの位置を前方へ。

ヒールサイドリーンからフラットに戻すタイミングをもっと意識的に。

「必ず出来るようになる」と確信が出来た一日。

2026-08-06

ボードスタンド

SUP用に随分以前に買ったボードスタンドを引っ張り出した。
「そのうちいくかも知れない遠征」用、また御前浜用にカスタマイズ。
厚みの無いクッションが金属バーに巻いてあっただけなので、デッキパッドを上から巻いただけだけど。

凸凹地面でも安定するように、足高さを調整出来るのだけれど、謎に一か所しか無い(笑)
巾もボードより狭いので、洗う時にどこまで便利になるのかは不明。
まぁ無いよりマシだろうレベル(笑)

折りたたむととてもコンパクトになって、機材入れバッグにジャストフィットだったのでヨシとしよう。
 

2026-08-03

二十歳の火影

 

海での風待ち時間に持って行った宮本輝のエッセイを読み終えた。
幼い頃から芥川賞受賞の頃までの様々なエピソードを、短く詰め込んだ名文。

宮本輝の文章はエッセイですら小説のようなストーリーを感じ、登場人物の姿を想像して読んでしまう。

中でも「蜥蜴」の一文が突き刺さったなぁ。
父の借金の為、夜逃げ同然の引っ越し。
その際、壁に取り付けた棚を再び引っ越しの為に外す事になる。
5年前に取り付けた棚と壁の間に蜥蜴が挟まっていた。
釘で打ち抜かれ壁に固定されたままで5年間生き延びた蜥蜴を見て、「今抜いたる」と宮本少年は釘を引き抜いた。
恐らくそのまま死んでしまうであろう蜥蜴に、5年間餌を運び続けた仲間がいるはず。
そのことを今でも思い出す事があるという。

もしかしたらこの私の体にも、死ぬほどの苦しみを味わってまでも断じて引き抜いてしまわなければならない太い錆びた釘がささっているかも知れぬという思いである。
釘を引き抜かれた瞬間の蜥蜴の激痛を思うと、自分は波風を立てずこのままそっと生きていようかと考えたりする。
だが人生には、きっと一度はそうした荒療治を加えねばならぬ節が、誰人にも待ち構えているような気もするのである。

自分を待ってるその節はいつなのか。もしくは既に経験した「あの事」「この事」なのか。
考えを巡らせながら読んだ。