2019-11-30

アンセル・アダムス写真集

三宮駅前に新しく出来た古書店「三宮駅前古書店」(そのまんま)にフラリ立ち寄った。
時間つぶしのつもりだったけど、中へ入るとアート関連の古書も多く、暫し物色。

以前吉川直哉さんの個展を担当した際に知った写真家アンセルアダムスの写真集を発見。
日焼けもあり英文解説ではあったが、掲載されている風景写真があまりにも美しく、迷わず購入。

今よりも大きく重かったであろうカメラ機材を携え、この山道を歩いたんだなぁとか。
この霞を撮るために、この影を撮るために何時間粘ったんだろうとか。

写真を加工する技術など存在しなかった時代。
その場所へ向かい、その時間その景色に対面する運と情熱。

ぼんやりとそんな事を感じながら巨匠の作品に触れる秋。