2023-03-31

定年ゴジラ

 

重松清の定年ゴジラを読み終えた。まる一日で完読するほどに没頭できたのも久しぶり。


都心から2時間のニュータウンに住む定年退職を迎えた初老グループの物語。

登場人物それぞれの個性や、今の気分に似た部分も相まって共感する部分が多かった。

親世代の時代の物語だけど、歳が近いからか「わかる」と泣ける。


好きな場面がいくつもある。

奥さんが娘の結婚相手の元妻の写真を「小さな水たまりを跨ぎ越すような軽い調子で、はがきを真っ二つに引き裂いた」。

この奥さんの存在感が場面場面で素晴らしく男前なのだ。

出てくるアイテムも懐かしい。使い捨てカメラの「何を撮ったか」のくだりでも涙。

そうだったなぁ、とか。そんなんだったかなぁ、とか。


「老害」という言葉を耳にして久しい。自分でも口にしてしまっている事もある。

ただ、今は「害」ともとれる言動を起こす人も、もしかしたら現役労働者時代は辣腕を発揮していたエリートだったのかも知れないし、その時代を必死に「家族のため」に働きぬいた人だったのかも知れない。

時代の変化について来れず、現役時代の自分への執着が捨てられず、弱いがゆえに強がり、孤独になっていく人は周りにも居る。

老いる事は害ではない。多分そうでは無いと信じたい。

老いの自覚を持ち、道を譲る事を出来ない思考が害なのだろうと思う。


物語の最後にその後の短編がある。

出たばかりのパソコンを買い、町内会のホームページを作るくだり。

父もそうだったなぁと。

団塊の世代のアンテナと行動力と我慢。

否定する点は無論あるけれど、少しは受け継いで息子にリレー出来れば良いなぁなどと。




2023-03-28

さようなら、私

 

小川糸の短編3作「さようなら、私」を読み終えた。

過去の自分と決別し、少し前に進み始める女性を描いた作品。


何故かBGMにハンバートハンバートが似合うように思い、電車内で聴きながら読むことが多い小川糸。


出版社で働く事を夢に見て、叶い、失望した女性。

幼い頃に母に捨てられ、その血が流れている事を呪いながら生きて来た女性。

生まれて間もない子供と死別し、悲しみの縁に居る女性。

それぞれ異なる女性の悲しみに対し、少しづつ共鳴していける。

舞台はモンゴル、カナダ、そして日本とバラバラで、その国の風土を丁寧に伝えてくれているので、初めて知る事ばかり。特にモンゴルの遊牧民の暮らしが興味深かった。


「小川糸」と思って読むと、少し違和感を覚える。

タイム感や、台詞。無駄とも思える描写などに「?」となりながら読んだ。

途中、自分と何かが重なったように涙が止まらなくなるのだけれど。





2023-03-26

Yellow Ribon

 



~SET LIST~

No way,Yes way

ターコイズマン

百光年の旅路

standing on mirage

灰の中

月の真下

・・・・・


お久しぶりの苦楽園口。桜見物も出来て良い一日になった。

お越しいただいた皆さん、出演者の皆さん、Yellow Ribbonのクマゴローさん、まーじさんに心より感謝。

「トップでやらせて」には意味があって、弾き語りスタート時の「イベントスタート」の緊張感を思い出したいからなのだが、不要な緊張と、不要な過去の場慣れが邪魔をする。
まだ色々捨てきれて無いなぁと反省。

演奏中のフォーム確認が出来たのは進歩。
また最近取り組んでるstanding on mirageの改造が徐々に形になりつつある。
この日のテーマ「力まないボーカルとギター」も及第点(ギリギリ)。
ただトータルではまだまだ中途半端な音楽である事を自覚。
まだまだ頑張らねば。

結局石井の言う「出演者全員敵と思え」が足りない。
和気藹々を求めている自分も居るなぁ。

雨の日曜日の午前。
工場南入り口の破壊された軒工事の音が大きい。
基礎練習に励もう。

2023-03-23

長男弾丸帰省

 

長男の母校、グラムールで行われる就職説明会に召集され長男が帰省。

一丁前に勤める店のPRや説明をするらしい。


2泊し(うち1日は朝帰り)3日目の朝に出発。弾丸ボーイ。

今回はあまり話す時間が無いかもなぁと思ってたけれど、スタジオからの帰宅(1時半)を待ってくれてて明け方まで語れた(笑)

仕事の事やパートナーの事。はまってる芸人の事を昔と何ら変わらない空気で親子酒。良い時間だった。


出発前の兄弟ショット。さんくん良かったね。

2023-03-18

春の気配

 

愛犬の散歩コースの公園でユキヤナギが美しく風に揺られる。

上手く出来ているもので、ユキヤナギの後は桜が咲き、春を知らせてくれる。


年が明けてからどこか空虚で何も無いような日々。

それなりの節目は迎えているけれど。

どこか芯が無く、受動的な時間を過ごしてきたように思う。


仕事が暇なのが大きい。コロナで出来上がった枠から出られない自分も少し居る。

出かけても、人と会っても、表現し辛い喪失感のようなものが付きまとうのだ。


今はインプット時期。そう決めて映画を見まくり、本を読み漁っている。

今の邦画の若い俳優の素晴らしさを知り、興味のあった作家の物語にも触れた。

これがどう活きてくるのか分からないけれど、災害にも戦争にも病にも遭わず、日々の暮らしが穏やかな事に感謝はしている。

「日々是好日」

映画のとおり。意識せずとも、そう生きられれば。

道半ばではあるけれど、そんな人になりたいと思う。

桜の蕾がほころび始めた。黒い枝につく桃色の点々が遠目にも見える。

風に混じる何かの花の甘い匂い。陽ざしの柔らかさが始まりを告げてくれる。

そろそろ熱く動き始めよう。





2023-03-15

ブルーベリー

 

重松清の大学時代のお話を綴ったエッセイのような小説を読み終えた。

親友、バイト先で出会った先輩、家庭教師の教え子などとのエピソード12編。

どれもが重松清らしく、優しさと懐かしさが交じる良い物語。


「4時間17分目のセカンドサーブ」が何とも言えず心に響いた。

セカンドはファーストほど思い切りよく打ち込むことは出来ないが、四十歳を超えた僕たちは、そろそろセカンドサーブに磨きをかけることを覚えたほうがいいのかもしれない。

阪神大震災の被災者である旧友から送られてきたコナーズVSマッケンローの試合のビデオテープを、会社倒産を控えた友人と二人で見る短いお話。


まだセカンドサーブがある。そうか。などと頷きながら読んだ。



2023-03-09

sun太郎5歳

 

甘えん坊の愛犬が5歳になった。すっかり大きくなって、ドン臭いところはそのまま。

飼い主の手を咬んだり、道端のゴミを食べたり、草を食べて吐いては怒られて。

飼い主の歌にハモってきたり、交通ルールを守ったり、ごはんをモリモリ食べて褒められて。

君が居てくれて幸せです。誕生日おめでとう。

2023-03-07

FootRock&BEERS

 

~SET LIST~

ターコイズマン

standing on mirage

灰の中

No way,Yes way

月の真下

・・・・・

末娘の引っ越し&留学シフトで備えた1月中旬以来久しぶりのライブ。

お会い出来た皆さん、出演者の皆さん、FootRockのブラザー達に心より感謝。


久々過ぎて緊張したのか。それとも余計な事を考えてしまってたのかNo wayでミス。

それは仕方ないとして。

イベントを終えた帰路で「悔しさ」「苛立ち」が止まらない。

一夜明けた今日は一言で「練習が足りない。もっと精度をあげんかい」で済む。

人や状況のせいにするつもりはまるで無い。

結果「楽しくなかった」のは自分のせい。腑に落ちる。


犬に手を咬まれてギターが弾けなかったのなら、歌のリズムをもっときちんと。

夜の練習時間が取れなかったのなら、翌日は夕方から向き合え。

「好きな事」に対して言い訳はもうやめよう。

次こそ。


2023-03-05

姪結婚式

 

姪の結婚式に出席。身内の結婚式では2回目のホテル阪神だけど道に迷った(笑)

一番歳の近い義姉の次女のユキちゃんは、子供の頃から泊りに来たり、子供たちが泊りにいったりした近しい姪っこ。

同志社の大学院を出てPanasonicの開発部に所属というエリートカップル。不思議少女だったのになぁ(笑)

沢山撮った中で一番お気に入りの一枚。優しさが伝わってくる。

社交的で笑った顔が良い姪っ子。いつまでも幸せに。夫婦仲良くね。


2023-03-03

ワイヤープランツ

 

園芸コーナーで見かけたグリーンを購入。久しぶりのワイヤープランツ。

工場南口でも育てているが、一度枯れかけてから復活。生命力がすごい。

この鉢は住まいのポスト脇に置くことにした。程よく育って欲しい。