2021-07-29

いたわる

 近所で鉄工業を営む地元の先輩に会いに行った。
10分程度立ち話しただけだけれど。

数少ない「好きな地元の先輩」の一人。
中学時代の悪い雰囲気も若干漂うナイスガイ。
その先輩が難病にかかり1か月入院してた事を友人から聞いて、気になって会いに行った。

誰か分からないくらい瘦せていた。
「おう。田中。久しぶり」と向こうから声をかけられて分かったほど。
(訪れた工場とは別の場所から声をかけられた)

もう少し遅ければ命に関わったらしい。
それでも笑い話を交えつつ「ささみしか食われへんねん」と優しい笑顔を見せてくれる。
「おやじさん元気か?」と訊かれ、昨年末に亡くなった事を告げると残念そうにしてくれた。

仕事の事。
健康の事。
短い時間に「先輩からのアドバイス」をもらった。

自分がつらくても人を労わることのできる先輩がめちゃめちゃ好き。
自分もそうなろう。