2013-03-15

卒業式

雲一つ無い晴天のもと、長女が小学校を卒業する日を迎えた。

私は朝から来賓を出迎えるために礼服で登校。
校長室前の廊下にPTA役員として立った。
すれ違う顔見知りの児童の泣き顔や笑顔。
穏やかで静かな朝にも、時折寂しさが込み上げる。

4年生からはミニバス一色の小学校生活。
それでも長女の友人関係は幅広く、
近所の同級生から、クラスメイトから、色んな子から
「栞、一緒に写真撮ろう」と声をかけられていた。

6年前。まだ元気だった桜の木の下で。
今は広島に住む保育園からのお友達と。
ベリーショートだった長女のおどけた表情。
この頃はいつもこの調子で周りを笑わせていた。

低学年の時から、「やる」と決めたら極めるまで続けた。
縄跳びで「3重とび」「後ろ2重とび」を見せてくれ、
鉄棒も「やめなさい」と言うまでグルグル回り続けたり(笑)
一輪車も早くから乗れるようになった運動神経バツグンの栞。

ピアノも本当に頑張った。
お手伝いもよくした。


優等生の君は、いつも何かを頑張ってたね。
努力と根気は君の持ってる何よりも強い力だと思う。
中学校に進んでも今までどおり。
怠ける事無く、丁寧に。

来賓席で涙にくれる父に、君は優しく笑う。
共に過ごした6年間は素晴らしかった。

栞。卒業おめでとう。
君の父親で幸せです。