2016-10-10

reconnect

ハニカムズのアコースティックライブを見に、東大阪にあるギャラリーへ出かけた。

ドラムの寺田さんの写真展を見に行ったのがきっかけで知ったギャラリー・オマージュ。
階段壁面と2階に展示スペースがあって、一階は「あひる」というバーになっている。

4周年のお祝いイベントだったらしいが、東京から日帰りのお客さんや沢山の写真家、写真愛好家が集い、大盛況で立つ場所も無いくらい。




ボーカルのキムちゃんとは、随分昔に参加してたセッション会での出会いがきっかけ。
とはいえお互い「あ、いい人居てる」と思いながら挨拶交わしたっきり。
「命の渚」の生みの親と2年前に再会して、またこうして繋がっている。

ギターの本田さんとは命の渚2016でステージ班で親しくなった。
昨日話をしてたら、10年くらい前にやってらしたバンドを私が見に行ってたようでビックリ。
「え?あのバンドで?」と(笑)気さくで素敵なアニキは最高に色気のあるギターを弾く。
 
ベースのみなこさんは、ここ数年何度か共演もしてて、可愛がってくれてる姉さん。
これから一緒に何かを生んでいくメンバー。ヨロシク。

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縁や絆。人と人を結ぶのに必要なものは何なのだろう。
たとえば神様が決めた各々の道筋を共生する瞬間があって、それらを「縁」と感じて「絆」を深めて生きていく。仲間として。パートナーとして。友として。
人が人を信頼し、安心し、愛し合えることは素敵な事。

しかし大きな曲がり角や、分かれ道に立つ尖った岩によって絆が切れてしまう事はある。
「縁が無かった」と思えば楽にもなるのだが(無論渦中に居る間は哀しいけれど)、受け入れる方法によって未来は変わっていくように思うのだ。


「これまで」が「これから」をつくるのではない。
「これから」が「これまで」をつくるのだ。


そんな言葉を知った先日。
深く受け止めれば深い言葉。
浅く考えれば軽く背中を押してくれるような言葉。


離れてもまた繋がる縁もある。
切れたことによって生まれる新しい生き方もまたある。
先の見えない曲がり角をただ俯いて歩むのではなく、その足元にあるものを眺めながらじっくりと。

積み重ねた幾年より、その先の一年の重み。
それらを時に重く、時に楽しく感じながら生きていければ。


大きな岐路に立った後。道を選んで進んだ後。
余計な「自分」を少し捨てれば、本来の「自分」と再会できる。

-reconnect- 再結合。

そうして新しい自分になったとき、過去の持つ意味が変わり、愛しい記憶となる。
それらの繰り返しなのかもしれないなぁと感じる秋のはじめ。

大切な友へ。