2020-03-04

コロナショック

 2月13日からキャノンギャラリー品川で開催されていた師岡清高写真展。
送らばせながら3月13日に見に行こうと決めていた。
矢先のコロナウィルス騒動。

先日師岡氏が工場へいらっしゃった。
次回個展分のオーダーの相談だったが、その時に「あぁ。コロナでキャノンギャラリーがクローズになりました」という悲しい報告。

「こんな感じです」と手渡してくれた冊子に掲載されている写真は、バラエティに富んでいて、かつモダンで美しい。
作ったフレームは65点。かなり大きなフレームに収まり、ズラリとギャラリーの壁に並ぶ作品を想像して、見れないのが本当に残念。


京都での大きなアートイベントも軒並み中止。
先日の京橋にあるライブハウスでの感染ニュースで、メジャーミュージシャンのコンサートのみならず、小さなハコでのライブでも休止が相次ぐ。
自分も意見は色々あるけど、あまり書きたくない。

こういう事態になったとき、必ずにわか評論家が出没する。
こっちで「こう思う!」という意見に「その通り」と頷き、あっちで「これはダメ」と騒げば「そうそう!」と騒ぐ。
「日本国民の民度が」とかSNSに書き連ねる人の神経が分からない。

「トイレットペーパーが無い」とドラッグストアで空っぽの棚を撮影してSNSに投稿。
マスクの転売、生理用品やキッチンペーパーの買い占めについてワイワイガヤガヤ。
祭りが好きな国民性だというのは分かる。
そして私は祭りがキライ。理由など分からなかったが、今回の事でその理由に気が付いたなぁ。


田中家は今日も平和。
うがいと手洗いは日常。