2025-11-30

12月ライブのお知らせ

 



年内はこの2本で締めくくり。
小休止前にピリっとぶちかましたい。

16日(火)長堀橋・Balls8


19日(土)三宮・Brothers and Sisters

2025-11-29

2DAYS (Balls8 & bio'n)

 

~SET LIST~

ターコイズマン
someway
No way,Yes way
灰の中
月の真下

・・・・・

長崎の友「松田ただし」から秋ごろに依頼を受けて、大阪・神戸の二日間をセッティング。
場所は変われど松ちゃんの音楽が皆に響いたようで自分の事のように嬉しい。

聴いて下さった皆さん、出演者の皆さん、Balls8、Bio'nに心より感謝。

木曜日はBalls。初めましての方もいつものメンツも混在の中で。
同じ歳のふくちゃんが居て、20代の村山くんが居て。
非常にバラエティに富んだメンツの中で、いつもどおりに出来たと思う。
体調が悪かったけれど、のど飴効果で乗り切れた感。

皆と談笑してる松ちゃんを見て「よしよし」と一人ニヤニヤ。


金曜日はbio'n。久しぶりの松延くんとのスリーマン。
たまたま九州から来たお客さんが居て、九州トークで盛り上がる(笑)
この日はトップで。我ながらピリっとした演奏になったのではないかと自己満足。
店の常連客が松ちゃんの演奏で自然に手拍子を始めたあたりが良かったなぁ。


「音楽で稼いだ金を使ってツアーの出る」事を信条とする松田ただし。
年間100本を超えるライブを県内県外でこなしながら、ソロ以外にもユニットを2組動かしているツワモノ。

穏やかで心配りがあって、九州訛りが素敵なジェントル。
音楽じゃなければ知り合わなかっただろうなぁ。

来年は自分がライブをしてるのかどうか分からないし、決めてない。
少し立ち止まって向き合い方を考えたいと思っている。
だけど松ちゃんが関西に来る時にはステージで。と思ってる。

2日間お疲れ。またな松ちゃん。


2025-11-24

Brothers and Sisters & 栞25歳

 

~SET LIST~

No way,Yes way (with Badkey)
someway (with Badkey)
月の真下 (with Badkey)

・・・・・

レイリーさんのイベントのO.Aでブラシス。
聴いていただいた皆さん、出演者の皆さん、ブラシスに心より感謝。

トップバッターで久々にバッキーのハープとのコラボ。
スリリングというか(笑)演奏に集中出来なかったなぁと反省。

努さんが石井の親戚だったり。
あけみさんがリードカフェ以来の再会だったり。
タットさんがすっかり元気になってたり。
レイリーさんは変わらず賑やかだったり。
久々に会って良い意味でも悪い意味でも変わらない人達。
色々感じた事をしっかりと心に刻もうと思う。

石井が来てくれたので帰り道は起きていられた。
今度はゆっくり親友と酒を飲みたいなぁ。

・・・・・




翌日23日は長女の25歳バースデー。数年ぶりに家でお祝い。
妻のパスタとポテサラ、自分が作ったイカとサーモンのアヒージョ、オニオントッピングをバゲットで。

この日をもって彼との別れを決めた長女。
色々あるのは分かるけれど、悲しい。
乗り越えてこの笑顔で一日を過ごした長女はえらいなぁと思う。

きっと君にはこれから色んな新しい「嬉しい」が待っている。
仕事もパートナーも。
思い描いた未来とは異なるかもしれないけれど、人生の曲がり角は誰にでも訪れるもの。
そのコーナーの先には輝きに満ちた広く素晴らしい道が続いている。
舗装されたような安定よりも、でこぼこ道を楽しめる生き方も素敵だと思うよ。

君の強さは優しさから生まれた貴重な財産です。
生まれてきてくれてありがとう。

2025-11-22

平日ウイングvol.6

 

予報が良かったので金曜日は海へ。この日からセミドライに衣替え。
納品を済ませ、ケース回収も済ませてからの甲子園。着いたのは10時半。

急いで準備するほども無い程の無風(涙)予報ハズレ。

セッティング後、早めの昼食。
11時半頃になってシビレを切らして、とりあえずスタート。
30分もしないうちにアンダー&ガスティながらブローが上がり始めた。

パンピングしてラン。からのジャイブ。からの落水を繰り返し(笑)
浮いたままのジャイブは長い道のりになりそうだけど、前回よりも「惜しい」が増えた。
リフトダウンしてしまうけれど、落ちずに済む回数が増えた。
とても「ターン」とは呼べない代物だけれども。

風が落ちたので休憩に上がったら隣に石川さんが入ってきた。
西宮で飲食を営むウインドビギナーさんで、以前知り合ってから良く話をする方。
とにかく朗らかで楽しいジェントルマン。

話してるうちに何故かウインドのアドバイスをしてる自分が居た。
忘れたと思ってたけれど、色々覚えてるものなんだなぁ。
そうこうしてるうちに風が入り始め練習再開。

「50回落ちる」を目標に何度も挑んだが、「惜しい」を超える事はないまま。むずい。

ブロー待ちをしてると、上手い人が近くを通った。寺前さんだった。
何も言わず「見ときや」とばかりに目の前でジャイブ。
位置的にも良かったのだが、動作を説明するようなゆっくりとしたジャイブ。
ありがたい。

3時半で風が無くなりこの日は終了。
アンダーでも走れたし、自分だけが走ってる時間が多かった。
たまたまビギナー揃いだったのかも知れないけれど、前回よりもまた進歩を感じられて嬉しい。


片付けをしてると寺前さんがやってきた。
そこからウイングを使ってのレクチャー。30分の値千金アドバイス。
記す。

・ランニングに入る前にウイングをシバーさせてる。
アンダー時はランニングを超えるまでウイングにブローを入れたままにすること

・スケボーみたいに後ろ足軸でボードを前足で風下に回すイメージをする。
もっとコンパクトで失速しないジャイブが出来る

・前傾姿勢でも前足荷重過多にならないように。
軸は真ん中に残して前足も後足も動かせるような重心を意識


とどめに「もう十分乗りこなしてるみたいやから」と次の練習課題をくれた。
「タクシージャイブ」なる聞き覚えの無いジャイブも教わった。
帰り道は渋滞&降り口間違えで大変だったけど、本当に行って良かったなぁ。

夕焼けの海を眺めながらの運転も最高だった。






2025-11-19

平日ウイングvol.5

 

ヒューサレージの不具合を見て貰いがてら、風予報に合わせて月曜日は甲子園へ。
予報程は吹かなかったけれど、アンダーながらまずまずの練習が出来た。
ジャイブは一度も成功しなかったけど、リフトダウンしてからの「なんちゃってジャイブ」の回数は前回よりは増えたように思う。難しい。

コージさんも来ていて、顔見知りの方もちらほら。
すっかり風まかせな生き方が板についてきたようで我ながら驚く(笑)

クイックロックの効きが甘く、フロントウイングのがたつきが気になってた。
乗ってて「あ、緩んだ」と分かるくらいに足裏の感覚が変わる。
寺前さんに見て貰うと「たしかにちょっと緩いけど、レギュラー位置は元々緩め」らしい。
「そろそろ薦めようかと思ってた」とスペーサーを使う事になった。
トップ写真のアルミ製の2~3cmの筒をフロントウイングにかませ、フューサレージを長くする部品で、使用することでフロントウイングがマスト位置からスペーサー分前にくる仕組み。
つまり浮きやすくなる。
マストはこの分を後ろにしたほうが良いのか尋ねると「違いを知るために、いつもの位置で一度使って、実感してみて」とのこと。

数本走っての違和感が凄かった(笑)
後ろ足の位置が探れないし、浮き過ぎてフォイルが抜ける。
慣れるまで一時間くらいはかかったなぁ。

寺前さんの意図をくんで、この日はマスト位置の変更はせずそのまま続行。
慣れてくると違和感も消え、いつもの位置で乗れるようになった。
なによりフロントウイングがカチっとしてて足元が頼もしい。
この小さな部品だけでこんなに違うのかと実感出来た。

次回はマスト位置をスペーサー分を後ろに置いてみよう。
きっと回転効率は上がるはず。

覚書
・ジャイブに入る前の加速が甘い
・ランニング位置までくる前にウイングを返そうとしてる
・レールを入れるのに後ろ足のつま先荷重が有効か
・内傾を意識しすぎ。少し自然にやってみること
・とにかく落ちまくってもっと回数をこなす

・・・・・

駐車場で初めましての方から話しかけられた。
ウイング歴が短いらしいその方は、自分を見てベテランだと思ったみたい。
「なかなか浮かなくて」という質問に、コージさんから教わったパワーパンピングを伝えた。
夏から本気になったばかりの自分が偉そうにアドバイスをしてるのが我ながら笑える(笑)


2025-11-16

28周年

 

娘たちの予定に合わせて、一日早めの田中家誕生日をお祝い。
今年もaco'sのケーキを取り寄せ、長女が持って来てくれたドーナッツを加えてデザートが豪華。
aco'sの定番ガトーショコラとシフォンケーキ。キャラメルタルトとスコーン。そしてミスタードーナッツでおなか一杯な記念日になった。

鉄板焼きからのステーキ、そしてデザートまでずっとお酒を飲みながら。
早々に寝てしまったけれど、立派に育った娘たちを眺めながら田中家の歴史を感じ、少し肩の力を抜きながら生きられてる自分たちを誇りに思う。

30周年は全員集まれたら良いなぁと思う。

2025-11-11

個展&家族展&平日ウイングvol.4

 

淀屋橋のLADS GARELLYで開催中のドミニク・ルトランジェさんの個展へ。
フレームに入ってない巨大作品や、当方で額装した過去の作品、先日額装した作品が広い空間にズラリ。
表通りに面したとても素敵なギャラリーだった。

作家と歓談が出来る休憩スペースには、小ぶりながら好きな作品がかかっていた。

昨今のドミニクさんらしい作品が並んで展示。細部まで写らないのが残念。

妻と二人でゆったりとアート鑑賞タイム。
ドミニクさんの冗談も切れ味鋭く(笑)良い時間になった。

・・・・・・・・・・

そして土曜日はOCATで開催された「おうちアート展」へ。

先日額装依頼を受けた書家の長田美奈子さんの書作品と、ご家族のパッチワーク作品や布作品、編みぐるみなどがずらり。

長田美奈子さんは「美奈子姉ちゃん」と呼んでる元々のご近所さん。
結婚されて越されたが、元の家を取り壊す際にご挨拶に来られたのがきっかけで、ご縁が繋がった。

幼い頃の面影のある口調。
作品に滲む生真面目さとユーモア。
どこか共通する部分を感じながらの作品鑑賞。



義母さんのパッチワーク作品。不規則な楕円の作品だったがウォルナットのフレームで締まりが出て良かった。

グループ展なのかと思うくらい、スタイルのバリエーションが豊富な書作品たち。
「ついてた先生が違うから」らしいが、白と黒のモノトーンの作品に色がついているような錯覚を覚える。


仕事は暇な時期が続いているけれど、こうして携わった作品が展示されている場所に立つと、気が引き締まる思いになる。

・・・・・・・・・・

週明け月曜日は風予報を信じて思い切って海へ。
8時頃に到着するとコージさんが来ていた(笑)
1週間会わないと久しぶりに会えたような錯覚。
















この日から新しいポンプを使う事にした。(バーストした時のポンプは験が悪いので)
高級充電式エアポンプのTOPUMP。無論寺前さんのお勧め(笑)

イソイソとセッティングをして9時過ぎからスタート。
ブローは安定せず、強い時間があったり、ほぼ無風になったり。

この日の目標は「板と仲良くなること」と「ジャイブ猛特訓」。
前回で少し板との意思疎通が出来たような気になってるけれど、更に信頼関係を深めたかった(一方的に)。

乗るポジション。マスト位置。特に後ろ足を確認しながら数本走って、真っすぐ走る分には不安定さは消えてきたように思う。
誰も浮いて無い時間に「田中さん一人だけ走ってましたね」とコージさんにおだてられるくらいに、アンダーでも浮かせられるようになってきた。

さぁ。と勇んでジャイブモードにチェンジ。
長い距離を走るのではなく、走り始めたら一旦風上に上って、一気に下らせてジャイブ。
(風下ばかりにいくと後が辛いので)
なんと一度も成功しなかった(笑)難しい。

50回以上はトライした。
そのうち2回ほどは風下に下らせる時に良いイメージが出来てた。
また数回はリフトダウンしたけれど、なんちゃってジャイブ(?)にはなったかも。
寺前さんが教えてくれた「進行方向を見るんじゃなく、下りきる出口に目線を送る」事。
キムタクが言ってた「ターンの先を見てるだけで、どうやるとか意識は無い」と同じ。

ヘトヘトになるまで落ちては板に這い上がり、パンピングして走っては落ちを繰り返した。
「ステップアップ」に取り組んでいる事を我ながら微笑ましく思う。
寺前さんのブログに自分が載ってたので勝手に拝借。

音楽では無名。ウイングではビギナー。
でも仕事ではまずまず名も知られているベテランとして。
全部まだまだこれから。

2025-11-08

CABRINHA VISION 6.0㎡

 

SPOOKYに注文していたウイングが入荷したので、良い風予報に合わせて金曜は甲子園へ。
今年モデルの新品ウイングの美しさと、カブリナのデザインに惚れ惚れ。
21万越え。高価な買い物ではあるけれど、こういうスポーツなのだと割り切ろう(笑)

初めてのブームタイプハンドルは、オプションでオーダーした。
寺前さんのお勧めに素直に従ってみた(笑)

コージさんには「色も見ないで20万越えの新品ウイングって。考えなおした方が良い」と何度も忠言を貰ったが、カブリナのデザインを信じて間違いなかった。
何よりめちゃめちゃ軽い。

通常ケースには入らないので、新品のGAのウイングバッグに入れて(無料)くれた。
マニューバーラインさんに感謝。
一回目のパンクは無料修理もしてくれるように寺前さんが話をつけてくれたらしい。
ありがたや。


納品に行ってから向かったので少し時間が遅くなり9時半到着。
店で支払いを済ませ、質問など話をしてるうちに風が上がり出す。
11時頃からアンダー気味ながらブローが入り、新しいウイング、新しい板とフォイルでスタート。

前回の反省点からストラップ位置を少し後ろにし、マストも少し後ろにした。
フォイルが抜ける事も無く(一度だけフルスピード時に抜けたくらい)、ノーズが刺さる事も無く、楽に乗れるようになった。


店で話してるときに寺前さんが写真を見せてくれた。
いつ撮ってくれたのか、自分が走ってる写真を出してレクチャー。
「後ろ足が後ろ過ぎる。マストの真上にきてるから、あと2~3cm前に置いてみたら」というアドバイスを実行。
ボードと意思疎通が出来たかのような感覚。
フルパワーパンピングをしなくても、足でリフトアップが出来る。
ほんの数センチでこんなにも変わるのか。すげー。


平日組の中にもビギナーさんは居る。無論上手い人の方が多いのだけれど、周りがそれほど走ってないのに、上手い人に交じって自分もスイスイ走っている事にシミジミ。
ようやくアンダーでも走らせられるようになってきたなぁ。

人も少なく、せっかくなのでジャイブ練習を始めてみた。
果敢に挑むも一度として成功せず。
風下に回り切る前にバランスを崩したり、立ち位置を失ったり。
何度も落水し、何度も這い上がっては走らせる。
繰り返してる間に、左足薬指が折れたみたいで、真っ青でパンパンに腫れてた(涙)

諦めずに挑んだが3時半くらいでギブアップ。
休憩も含め4時間半。走りまくりで大満足。


洗い場で寺前さんが話しかけてくれた。
ウイングの感想を聞かれ「最高過ぎます!」とややテンションの上がった回答をした。
ブームタイプならではのパンピング時のパワーの入り方。
軽さと、上手く表現出来ないけれど自分と一体化した感じなどを伝え「高価だけど買って本当に良かったです」と伝えると嬉しそうに笑ってた。寺前スマイル。
これからの練習の課題をいくつか教えてくれて、壁の多さをきっちり教えてくれた。
でも「田中君くらいきっちり乗り込んでたら、そのうち必ず出来るから」と、滅多に褒めない人に褒められたのでここに記す。


風に合わせて生きてる今の自分を結構気に入ってる。





2025-11-05

HAPPY LAURA

~SET LIST~

ターコイズマン
曖昧に
standing on mirage
someway
what's going on?
灰の中
月の真下

・・・・・

ローラブッキングのスリーマンは賑やかに終演。
聴いていただいた皆さん、佐木さん、まえけん、ローラのなつきさんに心より感謝。
出演者全員がハミングバードという(笑)秋のギブソン祭りだった。

トップで40分。
気楽に構えてステージに上がったが、何故かローラのステージは未だに妙に緊張する(笑)
鏡だらけだからか。真っ暗だからか。ただ単純に準備不足だったのか。
やや硬い演奏をしてしまったなぁ。
課題にしてた「曖昧に」のフィールはまずまず及第点だったけど、何曲かは練習通りにいかなくて反省。

トリのまえけんビーバーは同じ歳と聞いて、急遽仲良くなった。
甲殻類アレルギーとか、色々共通点もあって変に盛り上がった(笑)
演奏もそれなりにやってきた雰囲気があって良かった。

2番手で出た佐木さんについて記しておきたい。
メジャー経験があって、還暦を迎えた今も全国を廻って演奏をし、各地に待ってるファンがいる。
ルックスが良く、ギターもめちゃめちゃ上手く、枯れた声がたまらなく渋い。
飄々とした佇まいと裏腹に、強さと優しさを持ち合わせている。
人として、男として尊敬できる人なのだ。
「求められて演奏する」って事が、実はすごく大事な事のように思う昨今。
求められる音楽を奏でられるようになりたいのでは無い。
自分がこうありたいと思ってる音楽が、客に求められるようになればいいなぁと思う
つまり現状では自分の音楽は誰からも求められては居ないのだと冷静にジャッジ。

次回佐々さんに会う日まで。
「音楽」に諦めない自分でいなければ。




2025-11-02

NEW BOARD,NEW FOIL

 

昨年フルセットを中古で揃えて一年。
今年夏からは本格的に練習をした成果で、寺前さんの許可も出たのでギア一新。

新しい板はSTARBOARDのTAKE OFF 5’5”で95Lにサイズダウン。
ブルーカーボンで超軽い。程度の良い中古をメルカリでゲット。

それに合わせてフォイル一式はスプーキーで新品購入。
マストはFoam Core Carbonの82cm。
フロントウイングはGlider2の1400c㎡。
QL2ヒューサレージとリアピース、リアウイングは250。フォイルバッグ付。

合わせて40万(涙)でもレベルアップには不可欠なのだ(自己暗示)。

「フォイルのポテンシャルの違いを比べたほうが良い」と寺前さんのアドバイスがあったので、この日は旧フォイルも組み立てて乗り比べ。

ワクワクで準備していると、電動ポンプに繋いでるウイングから嫌な音がした。
「プシュー」という大きな音の後で、みるみるしぼんでいくウイング。
真っ青になって再度繋ぎ直してみたり、どこが不具合なのか探ったが分からず。
スプーキーへ走って事情を伝えたが、「ネットの中古品はメーカーで対応してくれない」のだそう。
気の毒そうに色々と説明はしてくれたが、「個人出品の中古ウイングはネットで買わないほうがいいよ」とのアドバイスを守らなかった事を後悔。
自力で治す方法も教えてくれたが、「いずれダメになる」とのこと。

「どうする?フォイル買ったばかりやし」と気の毒そうに声をかけてくれ「ゆっくり考えて」に対し即答で「新品でオーダーします」と(笑)
値引きもしてくれたが20万。この10日で合計60万(ブルブル)。
コージさんに伝えると「考え直したほうがいい」とマジ説教(笑)
でも「新品の道具はスプーキーで買う」と決めているのでと答えた。

コージさんが予備の6.0を貸してくれることになり、10時過ぎにようやくスタート。
ちょうど風も吹き始め、ローアスの旧フォイルで出艇。

板のサイズダウンから最初は取り廻しに力んだけれど、浮き始めも早く、カーボンボードの軽さを思い知る。
ただしフォイルの性質で浮いてからのスピードは、旧ボードと変わらず失速もしやすい。
2時間程乗りまくって、ボードの芯確認と足位置のチェックを済ませた。

昼食後はイソイソとニューフォイルにチェンジ。
ブローはガスティで安定しないけれど、とりあえず出艇。

走り出しも良く、浮き始めもローアスと遜色ない。
そしてスピードが全然違う。
マストが10cm長くなったことを過信して、何度もフォイルが抜けて落水。
スピードが出てからのボードの水平キープをもっと意識しなければ、少しの重心の違いにシビアに反応する。
後足位置は本当にもっときちんと意識せねば。

浮いてからは楽しいくらい浮いたまま走れる。
無風ゾーンに入っても、足で漕げばまたリフトアップし加速もする。
グライダーすげーな。

3時頃で風が落ち、パドリングで戻って(無風では前みたいに立ってられない)この日は終了。
コージさんにウイングを洗って返し、御礼を伝えに行くと「別人やん」とめちゃめちゃ褒めてくれた。
「誰も走ってない時に田中さんだけ浮いてた時間があったよ」とこそばい賛辞。
いや。こうなれたのは懇切丁寧にアドバイスをくれるコージさんのお陰なのだ。
追いつく事は無いかもしれないけれど、背中を見て精進したいと心から思う。

洗い場で板を洗ってると寺前さんが声をかけに来てくれた。
「初日であれだけ乗れたらオッケー」と。滅多に褒めない人に褒められて驚く(笑)

フォイルを分解してるとフロントウイングが殆ど外れていた。
ネジが緩み1周だけでぶら下がってる状態。クイックロックも緩んでた。
危ない。もう少しで買ったばかりで6万サヨナラになるところだった。

ついてない日だったけれど、後に繋がり、意味を得る事を祈ろう。

覚書
・ストラップ位置はもう少し後にずらして、ノーズが沈まないようにする。
・マスト位置はもう少し後にずらして「浮きすぎ」を防ぐ。
・前回発見した「シーソーグライド」が出来る後足位置を探る。
・浮いてからのフォームをコンパクトにする。なおかつボードを水平に。
・浮き上がりすぎた時のリカバリ方法を探る。寺前さんにも尋ねる。
・ビスはガチガチに締め付ける(笑)